のびのびおんがく

心に残ったライブのことを書きます。

はじまりのアドベンチャー

2019年2月14日、南堀江knaveへ行ってきました。

先月26日をもって第一次プロジェクトを終了したRED EARTHによる、新体制での初イベントです。

レッドアースと私の思い出は、昨年10月12日に京都磔磔で共演しています。私の思い出の旧リーダー、スパゲットー上田の脱退発表直後のキャンプでした。

その日以来のレッドアース。まさに新章ということで、雰囲気はガラリと変わっていました。ゴリゴリの、という言葉が似合いそうな音楽。でも、寺澤ちゃんは「フォークでしょ?アコギやからね」と言ってました。決意を見たような気になりました。

 

私の思い出はというと、ばかばかしさに磨きがかかった非常にキャッチーなステージを展開していました。

30分間の持ち時間に、溢れんばかりのアドベンチャーロック魂とたくさんの小ネタを詰め込んできた私の思い出。セットリストは、彼らも新章を刻む勢いの4曲でした。

振り返ります。

(新しいネタがあったので、ネタバレしたくない方はご注意ください。というか、読んでもわからないとも思いますし、なんなら私も何を見たのかよくわかってないです。)

南堀江knaveの壁はアドベンチャー感(植物の装飾による空間演出効果の意)があり、登場するだけで場を持っていく彼ら。参考:ABOUT | 南堀江knave

隊長「気持ちを合わせていこうぜ。」と1曲目「Let's go THE CAMP」。私事ですが、12月ぶりのキャンプイン、今年初キャンプということで、急激にアドベンチャーな気持ちを思い出しました!

会場の温度が一気に上がったところで、突然「バタやん、元気?」と言いはじめた隊長。そうです、次の曲は「元気」です。“every time 短パン半袖”の野郎達は、突如スクワットをしながらAメロを歌い出しました。元気というテーマに対して実直すぎる。

f:id:k2-tkbs:20190216204753j:plain←笑っててぶれました。

間奏では安東先生が青汁を運んできて、勇ましく一気飲み。

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元気がみなぎる隊長。

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細かいことは覚えていませんが、見ているこちらもめちゃくちゃ元気になりました。

 

そして、「大事なことを忘れていた」と隊長。みんなに挨拶してなかったことを思い出し、深々と頭を下げ「おはよう〜!!!」と挨拶を。カリスマは礼儀正しいから。

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3曲目は「おはようのきもち」。ラテン系で踊り出したくなるような、ちょっぴりそわそわするような、おはようソング。“おはようってかっこいいな イエーイ!”と気付いたらピースを挙げていて、大抵の人はハッピーになれる曲です。

人間の前で初めてやったとのことで、初披露でした。昨年9月に発売したニューアルバム(ニューでもないけれど、結婚でいえば新婚!!by隊長)に入っていることも、しっかり宣伝。レッドアースとの再会の話と、さらっと「続けていくことやな。」とも。

最後はキラーチューン「おにぎりユニバース」。

アドベンチャーおにいさん……ではなくアドベンチャー博士が大活躍。
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会場全体をひとつにして、最後に私の思い出コールをして、終わり!今の俺たちの音楽はこれだ、をやりきった私の思い出は非常にまぶしかったです。今年もアドベンチャーをともにしたいと強く思いました。

そして、もっといろんな場所でいろんな人に、アドベンチャーロックが届きますように。

現在発表になっているキャンプ情報はこちらから。

(セットリスト Let's go THE CAMP/元気/おはようのきもち/おにぎりユニバース)

 

イベントを通して感じたのは、本気というものは、見ていて気持ちがいいし、こちらも奮い立たされる瞬間があるということでした。

新しい一歩を踏み出すのは、簡単なことではありません。歩き続けることはさらに難しいでしょう。それでも、自分も自分の道を歩き続けていきたいと思える一夜でした。

  

では、また元気にキャンプへ参ります。読んでくださりありがとうございました。