のびのびおんがく

心に残ったライブのことを書きます。

私の思い出とカルメラの宴

11月27日、京都磔磔へ行って来ました。

Calmera “Let’s Be Together” vol.11 ~with 私の思い出 “京都大応援大会”~

カルメラと私の思い出のツーマンです!楽しすぎたので、ふざけながら振り返ります。

 

先攻は私の思い出から。

いつものように、磔磔を探検してステージにたどり着きます。私は会場の中ほどにいましたが、“え、なにこの人ら…”、みたいな反応に囲まれて新鮮でした。

隊長「確か、火曜日やんな。火曜の19時、めっちゃいますね。色々頑張ってたどり着いてるのか、色々諦めて来てるのか…?」綾小路きみまろばりのつかみ。でも、漫談ではなく、そこはアドベンチャーロックのカリスマです。「その判断、間違ってません!!!自分に自信持って行こうぜー!!!」と言い切るのが隊長。

よし、隊長についてくぞ!!とこの日磔磔にたどり着いたみんなで1曲目「Let's go THE CAMP」。

キャンプに出ると、早速「虫とり」に躍起になる男たち。この曲は、ブンブンアミを振り回し、ブンブン飛んでる虫を追いかけ、俺は虫が好きと感動的に歌い上げるという、虫とりスペクタクルです。

キャンプにいつもやってくる上田虫が絶滅してしまったらしく心配していましたが、なんと上田虫の亜種、安東虫が元気に飛び回っていました!

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そして捕まえられる。安東先生めっちゃかわいいんですよ。そして、なぜかよくわからないけど上品です。

安東虫のすごいところは、ちょこん、と静止してシャッターチャンスを考慮してくれるところです。というか、虫ってよく時が止まったように静止しますよね、そんな感じ!

と、見た目だけ言うてしまいましたが、安東先生ー安東ジョーンズ博士のキーボードは素晴らしいので、めちゃくちゃ強力なサポートアドベンチャーマンです。虫とりのサックスソロも安東先生のキーボードに。なんだか、洒落た虫感のあるポップでキャッチーな虫ソロでした!そして、その後の、ジーザスさんのみんなの憧れカブトムシギターソロもかっこいいのです。

 

次は、好きな天ぷらドレドレと聞いてくる歌「えび天」です。参加型料理バラエティ。ベースが効いていて、ベースがとてもかっこいいというズルい特徴もあります。

ドラムの貴族さんはみんなの好みも聞き入れて料理に仕立て上げる、天才料理長。彼がドラムで揚げた「かきあげ」には、安東先生が好きなルマンドも、バタやんさんが好きな上ロースも、ジーザスさんが好きなクエ鍋御膳も入っています。でも、でも、隊長の大好きなアレは入っていないのでした…。

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というコントを挟み、

なんでやねん。御膳の中に含まれてそうやん。と心の中でつっこんでいると、隊長の悲しみを癒すかのようなええ声のジーザスさんの歌が。でも、悲しみは天まで届いてしまったのか、急に風が吹き、寒くなり・・・

舞台はロシアへ。次の曲は「コーフェ スマラコーム」。どんな時でも突き進んでいくのがアドベンチャーロックバンドです。大好きなアレが入ってなくたって。

“男らしくありたいのさ どんな時もともだちであろう”って、アホみたいにかっこよく演奏されるので泣きそうになってました(謎) この曲は、オオカミさんもうさぎさんも、みんなでハイタッチをする曲です。運良くアドベンチャーロックのカリスマとハイタッチできた客たちは狂喜乱舞の様でした。ハイタッチなんて刹那的な愛の触れ合いですからね…←

ここで一息MC。隊長「カルメラ押尾コータローさんと対バンした時が人気のピークやと思ってたけど、いま、ハイタッチしててそれが更新されました!!」そんなワルぶりに客席が沸いていると、隊長は貴族さんにビートをくれと言い残し去っていきました。

隊長が手をあげると客席に道ができます。そう海を割るように。つまり隊長はモーセということです(出エジプチョ記より)

え、ほんまに帰ったでヒゲの人、という表情のお客さんが素敵な中、アドベンチャーお兄さんの登場。

f:id:k2-tkbs:20181129203301j:plain←ハンドパワーがすごい写真

お兄さんは、「おにぎりを握れるようになると、ベースを断線させたり、命をもてあそんだりできるから、気をつけて使おうね」と教えてくれました。……不安。

みんなで小さなおにぎりを握っておにぎりパワーをためるのですが、お兄さんはスパルタでした。「そんなんではおにぎり神ご一行を呼べないよ!!」と喝を入れられます。

ご一行?!?!と会場がザワつきつつ大きなおにぎりを握っていると、

隊長と共に、カルメラのホーン隊の皆さんがやってきました!!色的にはおにぎりの具!(明太子)

ということで、クライマックスは「おにぎりユニバース」特別編。フェスのフィナーレかってくらいの豪華さ、達成感。会場も一体となっての大盛り上がりでした。ずっと音が潤沢で、音楽がかっこよすぎて、まさか内容のない歌詞だったなんて誰も信じないでしょう。ユニバース度の高い演奏に感無量でした。

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(セットリスト Let's go THE CAMP/虫とり/えび天/コーフェスマラコーム/おにぎりユニバース)

 

カルメラのゴウシさんは、「この後やりにくう!」との言葉を残して帰っていかれましたが、転換中も楽しむ空気がマックスの会場。

キャンプの興奮も冷めやらぬまま、カルメラのライブがはじまりました。なんと1曲目に私の思い出「お米フリーク」のさわりを。大喜び!そして、キャンプ場から一転、カルメラのパーティーになるのでした。

ライブも終始大盛り上がり。曲でのメインはあるけれど全員のソロはかっこいいし、全員が主役。かつ、お客さんも主役。おもしろいけど音楽が主役。そんなところが私の思い出とも通じると感じました。とにかく、音楽に身を任せておけばいい。とても気持ちの良い時間でした。

乾杯ブギウギ」では笑顔で乾杯。ビールに見立てたタオルがかわいいし、1つ屋根の下1曲の音楽のもと、みんなで楽しむ一体感がステキでした。そしておしゃれな「SUNSET DRIVER」をゆらゆらと踊り、キラキラとした空気が流れます。情熱的だったり、笑えたり、「地中海に浮かぶ女」のようなジャジーでクールな曲もあり。楽しくて贅沢な時間でした。「御堂筋JIVE」で賑やかに〆。

そして、アンコールへ。

私の思い出メンバーも呼び込んでの演奏は、田原俊彦抱きしめてTONIGHT」でした。隊長とゴウシさんが歌い切るスペシャルステージ。

盆と正月が一気に来たような、とはよく言いますが、この時の溢れんばかりの忘年会感は、クリスマスと正月がでかい顔してやってきたみたいな様子。何はともあれ、めでたくて非常にハッピーなステージでした。

最後には全員で、私の思い「出ー!!」カルメッ「ラー!」と磔磔に刻んで終宴です。

 

音楽は素晴らしい!エンターテインメントは素晴らしい!!

幸せを届けてくれるサンタクロースみたいな人たちに感謝ですね。

私の思い出Facebookに、ステキな写真があがっていましたので写真はそちらへ。 

 

最後に重要なこと!最新アルバム『ワンダフル毎日』より「虫とり」のMVが公開されました。

youtu.be

隊長「電車でもイヤホンなんてしなくていい。聞かせてあげたらいい」とのことだったので、 どんどん口伝えしていく方向で!笑

 

楽しい思い出はたくさんあった方がいいじゃないか。と最近強く思っているので、私はまた、元気にキャンプへ ライブへ参ります。そして、ある事ない事ブログに書きます。

読んでくださった方ありがとうございました。