のびのびおんがく

心に残ったライブのことを書きます。

2017.08.16 私の思い出

2017年8月16日

京都磔磔へ、「私の思い出」のワンマンキャンプに行ってきました。

 

f:id:k2-tkbs:20170823162838p:plain

(引用元:CAMP(私の思い出ライブ情報)|私の思い出 | 私の思い出 - Part 2

 

キャンプ・・・?と頭にハテナが浮かぶかもしれませんが、

何を隠そう、彼らは現存する唯一のアドベンチャーロックバンド。

ライブはキャンプ、ワンマンライブは一大キャンプなのです。(???)

 

ついてきてください、大丈夫、私もよくわからないです。

 

彼らのすばらしいところは、たくさんありますが、

なんといっても、ばかばかしい。なのに、かっこいい。

 

しかも、演奏技術は確かで、内容抜きにすると(?)、めちゃくちゃかっこいいのです。

世の中に、ひょうきんな?オモシロな?バンドはいくらでもいるけど、彼らはちゃんと上手い。

 

彼らのホームページにも、

「あきれるほど内容のない歌詞、一度聴いたらすぐに歌えるメロディ、ファンクやディスコ、パンクにヘヴィメタル、ハードロックまでやっちゃう無節操さが 武器。」

と、記載があるように、広い音楽性をもっていて、その辺りは初めて見たときに感動した点でもあります。

 

そして、顔で選ぶわけではないですがメンバーは皆、男前です。笑

なのに、ばかばかしいんです。。

ほかのファンの方もおっしゃっているのを見ましたが、

技術と顔の無駄遣いなんです。

 

最高じゃないですか。

 

内容抜きにすると、なんて言ってしまいましたが、

よく聴くと深い。

頭をからっぽにして聴いてみてください。

 


「おにぎりユニバース」MV 私の思い出

 

ライブハウスで、自由を叫び、歌い踊り、おにぎりを握るあの瞬間、

平和以外の何ものでもありません。  

 

 

私はこれまで「BIG CAT」、「二条nano」、阪急茨木市駅、で彼らを目撃しましたが、

どこへ行っても、彼らは場面や地形を活用し、奇想天外なキャンプを展開します。

 

短時間でその「場」を“もっていく”私の思い出。

ワンマンキャンプも、期待通り、いや期待以上に、プロフェッショナルでした。

 

以下、

<私の思い出ファン初心者から見た、彼らのプロフェッショナルを感じるところ>

です。

 

○キャンプ初心者も馴染みやすい振り付けと、自然なディレクション

 →一体感

○メンバー全員が主役級の存在感、かつ、客にも光をあてる懐の深さ。

 →みんな仲間

○随所に撮影ポイントを取り入れる計算高い一面。

 →フォトジェニックバンド

○常に表情の気を抜かない&表情のバリエーション豊富。

 →演技派

○場面によってかわいらしさ、かっこよさ、色気などをにじませてくる振る舞い。

 →見ていた人にしかわからないという玄人的楽しみ方=上級者もあきさせない

 

・・・と、偉そうに批評してみましたが、

キャンプ中はそんなことを考えている余裕などありません。

 

その場が楽しすぎて。

 

キャンプ行こ~言うて、お米を炊いて、おにぎり握って、イモほりして、雪山行って、BBQして、祭りして、、といろいろやって、いろいろ爆笑してたら、終わってます。キャンプ。

 

f:id:k2-tkbs:20170823190333j:plain

 

そして、この日、わたしは客(彼らはファンのことをそう呼ぶ)のレベルも高いことを知りました。

適応力、笑いのセンス、応援の仕方。

 

ファンの方が有志でうちわを作ってくださり、サプライズでアンコールをそのうちわで迎えるという。

 

すばらしき私の思い出愛。

 

私はひよっこキャンパー、皆さんの愛に感動するばかりでした。

 

 


私の思い出4th ALBUM「アドベンチャーロック」トレイラー

 

この映像からも、キャンプの愉快さが垣間見えると思いますが、

本当に、楽しいです。

なんだか、無敵に思えてきます。

 

アドベンチャーってなんやねん。

初めはきっと、そう思ってしまうかもしれません。

 

でもきっと、彼らのライブにふれたとき、

自分の中にあったアドベンチャー魂に小さな火がつくでしょう。

 

この日、私は彼らにアドベンチャー魂を教えてもらった気がします。

 

そして、集まったナイス客な皆さんからもパワーを感じ、

非常にアツいキャンプを体験することができました。