のびのびおんがく

心に残ったライブのことを書きます。

私の思い出とカルメラの宴

11月27日、京都磔磔へ行って来ました。

Calmera “Let’s Be Together” vol.11 ~with 私の思い出 “京都大応援大会”~

カルメラと私の思い出のツーマンです!楽しすぎたので、ふざけながら振り返ります。

 

先攻は私の思い出から。

いつものように、磔磔を探検してステージにたどり着きます。私は会場の中ほどにいましたが、“え、なにこの人ら…”、みたいな反応に囲まれて新鮮でした。

隊長「確か、火曜日やんな。火曜の19時、めっちゃいますね。色々頑張ってたどり着いてるのか、色々諦めて来てるのか…?」綾小路きみまろばりのつかみ。でも、漫談ではなく、そこはアドベンチャーロックのカリスマです。「その判断、間違ってません!!!自分に自信持って行こうぜー!!!」と言い切るのが隊長。

よし、隊長についてくぞ!!とこの日磔磔にたどり着いたみんなで1曲目「Let's go THE CAMP」。

キャンプに出ると、早速「虫とり」に躍起になる男たち。この曲は、ブンブンアミを振り回し、ブンブン飛んでる虫を追いかけ、俺は虫が好きと感動的に歌い上げるという、虫とりスペクタクルです。

キャンプにいつもやってくる上田虫が絶滅してしまったらしく心配していましたが、なんと上田虫の亜種、安東虫が元気に飛び回っていました!

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そして捕まえられる。安東先生めっちゃかわいいんですよ。そして、なぜかよくわからないけど上品です。

安東虫のすごいところは、ちょこん、と静止してシャッターチャンスを考慮してくれるところです。というか、虫ってよく時が止まったように静止しますよね、そんな感じ!

と、見た目だけ言うてしまいましたが、安東先生ー安東ジョーンズ博士のキーボードは素晴らしいので、めちゃくちゃ強力なサポートアドベンチャーマンです。虫とりのサックスソロも安東先生のキーボードに。なんだか、洒落た虫感のあるポップでキャッチーな虫ソロでした!そして、その後の、ジーザスさんのみんなの憧れカブトムシギターソロもかっこいいのです。

 

次は、好きな天ぷらドレドレと聞いてくる歌「えび天」です。参加型料理バラエティ。ベースが効いていて、ベースがとてもかっこいいというズルい特徴もあります。

ドラムの貴族さんはみんなの好みも聞き入れて料理に仕立て上げる、天才料理長。彼がドラムで揚げた「かきあげ」には、安東先生が好きなルマンドも、バタやんさんが好きな上ロースも、ジーザスさんが好きなクエ鍋御膳も入っています。でも、でも、隊長の大好きなアレは入っていないのでした…。

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というコントを挟み、

なんでやねん。御膳の中に含まれてそうやん。と心の中でつっこんでいると、隊長の悲しみを癒すかのようなええ声のジーザスさんの歌が。でも、悲しみは天まで届いてしまったのか、急に風が吹き、寒くなり・・・

舞台はロシアへ。次の曲は「コーフェ スマラコーム」。どんな時でも突き進んでいくのがアドベンチャーロックバンドです。大好きなアレが入ってなくたって。

“男らしくありたいのさ どんな時もともだちであろう”って、アホみたいにかっこよく演奏されるので泣きそうになってました(謎) この曲は、オオカミさんもうさぎさんも、みんなでハイタッチをする曲です。運良くアドベンチャーロックのカリスマとハイタッチできた客たちは狂喜乱舞の様でした。ハイタッチなんて刹那的な愛の触れ合いですからね…←

ここで一息MC。隊長「カルメラ押尾コータローさんと対バンした時が人気のピークやと思ってたけど、いま、ハイタッチしててそれが更新されました!!」そんなワルぶりに客席が沸いていると、隊長は貴族さんにビートをくれと言い残し去っていきました。

隊長が手をあげると客席に道ができます。そう海を割るように。つまり隊長はモーセということです(出エジプチョ記より)

え、ほんまに帰ったでヒゲの人、という表情のお客さんが素敵な中、アドベンチャーお兄さんの登場。

f:id:k2-tkbs:20181129203301j:plain←ハンドパワーがすごい写真

お兄さんは、「おにぎりを握れるようになると、ベースを断線させたり、命をもてあそんだりできるから、気をつけて使おうね」と教えてくれました。……不安。

みんなで小さなおにぎりを握っておにぎりパワーをためるのですが、お兄さんはスパルタでした。「そんなんではおにぎり神ご一行を呼べないよ!!」と喝を入れられます。

ご一行?!?!と会場がザワつきつつ大きなおにぎりを握っていると、

隊長と共に、カルメラのホーン隊の皆さんがやってきました!!色的にはおにぎりの具!(明太子)

ということで、クライマックスは「おにぎりユニバース」特別編。フェスのフィナーレかってくらいの豪華さ、達成感。会場も一体となっての大盛り上がりでした。ずっと音が潤沢で、音楽がかっこよすぎて、まさか内容のない歌詞だったなんて誰も信じないでしょう。ユニバース度の高い演奏に感無量でした。

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(セットリスト Let's go THE CAMP/虫とり/えび天/コーフェスマラコーム/おにぎりユニバース)

 

カルメラのゴウシさんは、「この後やりにくう!」との言葉を残して帰っていかれましたが、転換中も楽しむ空気がマックスの会場。

キャンプの興奮も冷めやらぬまま、カルメラのライブがはじまりました。なんと1曲目に私の思い出「お米フリーク」のさわりを。大喜び!そして、キャンプ場から一転、カルメラのパーティーになるのでした。

ライブも終始大盛り上がり。曲でのメインはあるけれど全員のソロはかっこいいし、全員が主役。かつ、お客さんも主役。おもしろいけど音楽が主役。そんなところが私の思い出とも通じると感じました。とにかく、音楽に身を任せておけばいい。とても気持ちの良い時間でした。

乾杯ブギウギ」では笑顔で乾杯。ビールに見立てたタオルがかわいいし、1つ屋根の下1曲の音楽のもと、みんなで楽しむ一体感がステキでした。そしておしゃれな「SUNSET DRIVER」をゆらゆらと踊り、キラキラとした空気が流れます。情熱的だったり、笑えたり、「地中海に浮かぶ女」のようなジャジーでクールな曲もあり。楽しくて贅沢な時間でした。「御堂筋JIVE」で賑やかに〆。

そして、アンコールへ。

私の思い出メンバーも呼び込んでの演奏は、田原俊彦抱きしめてTONIGHT」でした。隊長とゴウシさんが歌い切るスペシャルステージ。

盆と正月が一気に来たような、とはよく言いますが、この時の溢れんばかりの忘年会感は、クリスマスと正月がでかい顔してやってきたみたいな様子。何はともあれ、めでたくて非常にハッピーなステージでした。

最後には全員で、私の思い「出ー!!」カルメッ「ラー!」と磔磔に刻んで終宴です。

 

音楽は素晴らしい!エンターテインメントは素晴らしい!!

幸せを届けてくれるサンタクロースみたいな人たちに感謝ですね。

私の思い出Facebookに、ステキな写真があがっていましたので写真はそちらへ。 

 

最後に重要なこと!最新アルバム『ワンダフル毎日』より「虫とり」のMVが公開されました。

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隊長「電車でもイヤホンなんてしなくていい。聞かせてあげたらいい」とのことだったので、 どんどん口伝えしていく方向で!笑

 

楽しい思い出はたくさんあった方がいいじゃないか。と最近強く思っているので、私はまた、元気にキャンプへ ライブへ参ります。そして、ある事ない事ブログに書きます。

読んでくださった方ありがとうございました。

アドベンチャー道をゆく

京都磔磔へ、京都大応援大会vol.5へ行ってきました。

先日、リーダーの上田さんがアドベンチャークック道に専念されるということで、私の思い出脱退の発表がありました。5人での磔磔キャンプは最後の日。

 

対バンは、RED EARTHでした。

彼らは赤い地球からやってきて、やっている音楽は“フォークソング”。赤い地球のフォークロアなのでしょうか。でも、きっと青い地球のロックやフォーク大好きな人たちで、アツくて人間くささも溢れていて、星を超えて仲良く慣れそうな予感がしました。

youtu.be

RED EARTHもメンバーの脱退が決まっています。この磔磔という場所に自分たちの音楽を刻んでいる姿には、胸がアツくなるものがありました。

 

そんなフォークソングパーティの後は、私の思い出キャンプです。

キャンプのはじまりはいつものテーマで、上田さんが先陣を切ってやってきました。

全員が無事磔磔にたどり着いたところで、隊長は「アドベンチャーに染めるぜー!!!」と。みんなを引き連れて「Let’s go THE CAMP」。上田さんの全力チャーミングと、サックスが冴えます。

さあ、みんなで競争だ。

2曲目は「釣り」。実はとっても準備万端な歌。門出にふさわしい曲、にしては歌詞に内容はないですが、きっとそういうことです。

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釣り上げられる上田魚。写真、上田さんだけブレてないということが良くあります。これはきっと、上田さんがすごいからです。

次はなんだろう?と思ったところで、貴族さんのカウント、愉快なサックスの音が。隊長「向こうのつりばしをみんなで渡ろうぜー!!」と「つりばし」へ向かいます。橋を渡れるのは1人ずつですが、確実に全員が私の思い出として渡り切るスペシャル冒険物語。キャンプボーイ、キャンプガールも手をあげて、それに続きます。

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MCでは、磔磔にやっとRED EARTHを呼べたこと。このメンバーで2マンできるのは最後、脱退は悲しいけど、このタイミングでできてよかったということ。

「俺らも頑張って、続けて行こう。」ということで、告知。12/29に初の海外遠征!台湾キャンプ!!

そんな大人気の私の思い出の、大人気のニューアルバムから次の曲。おもむろに本日2度目のアミを取り出し「虫とり」へ出かけます。

ふりまわせアミ。何とろうかムシ。上田さんの「チャーンス!!!」の声に熱が入っていて、隊長の掛け声の多さにも、こちらはすごく力が入りました。でも力抜けそうなくらい、内容はない。 とにかくアミ振ってます。

なのに、「俺は好き ムシが好き」って歌い上げるところで、なぜか、私は泣きそうになるんです。変ですよね。知ってます。

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そしたら、変な虫が出てくるんです。変ですよね。知ってますか?噂によると絶滅危惧種らしくて。捕まえちゃったし、また見つかるかなあ。

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キャンプはとても忙しいので次は「イモほり」です。秋の行楽をしているような気分ですね。アミを振り回し続けた後は、みんなでイモを掘り続けます。とにかくしつこく全力なのが私の思い出。(ほめてます。)

ジーザスさんのギターソロもめいっぱい。RED EARTHのメンバー脱退はとても残念なので、悲しいギター、ふるさとの母を思い出すverを。汚いギターも顔で弾くギターも。みんなで楽しみます。

そして、間髪入れずに好きな天ぷらドレドレ「えび天」。油の前だから汗かく曲です。 貴族料理長の料理は、なんでも取り入れるかき揚げ。「上田より料理うまいんちゃうか」と、いじりまくる隊長。でも、誰かにとって大事なもの、全てを入れることはできないんですね……。

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この辺りのコントは実に秀逸。ナイス客の参加型で、客との境を無くしておいて、ジーザスさんの真顔ギターで、最終的にはステージを劇場に戻す。そして、えび天好きな人の注目に集める。(あれ?音楽のライブ行ったはずやのになぜコントを褒めているんでしょう。)

 

RED EARTH との再会を約束して、座ってもよし、踊ってもよし、オールオッケーの磔磔にお礼を告げたところで、

みんなとおにぎりを握りに来たアドベンチャーお兄さんの登場!

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おにぎりが握れるようになると、ベースを断線させることも、誰かの人生を左右することだってできるように……!?おにぎりを握ることって、本当は、とてもとてもすごいことなのかもしれないですね。(拡大解釈)

喜びも悲しみも米に込めて「おにぎりユニバース」。フリーダム。

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大盛り上がりの中、そのままアンコールの時間へ。

最後まで、上田さんの脱退に直接触れないメンバーにしびれを切らす本日の主役。「上田ワーみたいなんないの??」。

そこで、12/2に壮行会やりますよ!と告知。あくまでも、本日はいつものキャンプ。デイリーキャンプということなんですね。つれない態度が許されるのは、そこに言葉で表せないくらいの愛があるから。

最後は、上田さんのかけ声で「お米フリーク」 。みんなで、上田くんすごい!って歌って送り出します。2番は上田さんが歌って、最後はフロアアドベンチャーで最高に踊りまくる上田さん。やっぱり、すごい。すごい。

 

最後に、全員で手をあげて「私の思い出」を磔磔に刻んで、キャンプ終了。

キャンプが終わって、みんなでハイタッチしたり、ハグしたり、ズボン脱がそうぜーってわちゃわちゃしてるとこ見てたら、「もう終わりじゃー!アホか!」って怒られました。笑

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とにかく、上田さんと、上田さんのサックスが光るセットリスト。メンバーと客の愛が溢れすぎるキャンプ。最高でした。

 

次回のキャンプは、10/19東高円寺UFO CLUB、上田さん東京ラストキャンプ。

京都大応援大会vol.6は、11/27京都磔磔で、Calmeraとツーマンです。絶対良い。

東海地方のキャンプもあります。上田さん壮行会は、12/2京都メトロにて。

 

私の思い出はまだまだまだまだ続いていきますので、これからも要アドベンチャーです!! 

 

 

大事なのはここまでですが、以下は私のアレ。 

 

上田さん、しんみりしなくてごめんなさい。場面によればこういうときはもっと、さみしい、行かないでって言うのが礼儀なこともあります。でも、楽しいしかありませんでした。笑って笑って笑って、次に進んでいこうと、そう受け取りました。

さみしいけども!!!上田さんの代わりなんかいないけども!!!

私は、前向きであることに憧れているんです。

 

家でもどこでもキャンプでも、アドベンチャーという言葉を乱用している今日この頃なのですが、言葉の意味を改めて調べてみました。そしたら、私は知らなかったんですが、アドベンチャーは日本語で冒険という意味でした。そして、冒険というのは、

“危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。” だそうです。

なるほど、アドベンチャーロックバンドに試練が訪れるのは宿命なんですね。

では、

なぜ、あえてアドベンチャーをするんでしょうか。

アドベンチャーの先に何があるんでしょうか。

 

さてはて、私はわからないんですが、私の思い出が音楽で目指すところも、上田さんが料理で目指すところも、結局たどり着くのは同じような気がするんです。方法は違えど。

それがアドベンチャー道なんだと思います。多分。

人生はアドベンチャー。てか、そもそも産道とか究極のアドベンチャーでしょ。今更何言ってんだ私。

 

さあ、やることがいっぱいあります。キャンプ予約、毎日の個人的アドベンチャー、隣の席の人にアルバムの宣伝をしてみる、こっそり店のBGMを私の思い出にしておく、しゃもじを愛でる、などなど、客もとても忙しいと思いますので、皆さん、お体には気をつけて。

読んでくださった方ありがとうございました。それではまた、元気にキャンプへまいります。

   

–上田くんすごい!セットリスト–

Let's go THE CAMP /釣り/つりばし/虫とり/イモほり/えび天/おにぎりユニバース//お米フリーク

 

米どころワンダフルキャンプ

 
10月5日新潟は長岡で開催された、私の思い出一曲入魂キャンプに行ってまいりました。 
6日、7日に開催される米百俵フェスのオープニングアクトをかけたオーディションです!
 
こんなステージで、

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こういう方々を前に演奏するという。
すごいですよね。会場のアオーレ長岡はデザインがすばらしく、ホールも新しくて、居心地良いところでした。
 
開演をそわそわしながら待っていると、テーマソングが流れて、司会の瀧川鯉津さんが登場。そして、審査員のみなさんが席に座られました。(そうそうたるメンバーで、ただの客なのに緊張する自分。笑 だってググったらちびりますよ!←
紹介のあと、早速1組目からオーディションがはじまりました。
 
ステージの流れは、司会の方が紹介文を読む→本人が意気込みを話す→パフォーマンス。パフォーマンスが終わったら、司会の方が代表者に軽く感想をききつつ、審査員に講評をもらうという流れでした。
 
全部で9組の出場でしたが、さすが最終オーディション。全員のレベルが高いし、一曲入魂の姿にはこちらも力が入ってしまいます。いろんな思いでここにやってきていて、いろんな思いで音楽をやっているんだなと、ひしひしと感じる時間。
地元新潟の誇りが見える人、歌への情熱が溢れている人、自分の音楽で世界を動かそうと思っている人、自分という存在を歌で表現する人、仲間と楽しんで音楽を続けている人、これから音楽で新しい世界を切り開こうとしている人、 音楽があったから自分を肯定できちゃった人、青春を音楽の形で表現する人。
 
私の思い出は、どんな人たちだろう。それぞれいろんな思いがあると思います。一言で言えないから、キャンプの様子をどうぞ。
 
9組中8組目に私の思い出の登場です。
 
一曲入魂は、「おにぎりユニバース」。
 
隊長の「無事アオーレ長岡にたどり着いたぜ!」からスタート!
「俺たち現存する唯一のアドベンチャーロックバンド私の思い出。よろしくアドベンチャー」いい声で自己紹介。
 
「今日最後の曲です。」と隊長。
「えーーー!!!」と泣く仲間。
でも明日もあるかもしれんしな。とかなんやかんや小芝居して、
 
「おにぎりユニバーーース!!!」

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おにぎり神ジーザスさんのギターソロも、バタやんさんのキレキレにぎにぎベースも、貴族さんの米粒の活きたエレガントなドラムも、ワンダフルな助っ人安東先生のダンスと超絶キーボードも、飛び出す飛び出す。
 
「客!って言ったら、いえーい!って言ってくれ。」
 からの
「私の思い出!」と会場全体でシメて、 「終わりっ!」
 
前に座っていたので後ろの様子を見る余裕はなかったのですが、会場の空気がググッと変わったことは確かだと思いました。手拍子の音だって、ファンだけじゃなかったはず。
 
司会の方には、「いやーすごいですね、文字通り私の思い出になりました・・・助っ人外国人がきたような、すごいインパクト」と言っていただきました。
感想を聞かれた隊長は「オーディションを受けに来たというかライブをやりにきた。やりきれてよかった」というようなことを。
 
講評は、3人の審査員から。
必死のメモより。なので、途中までしか書けなかったところはそのままにしています。一字一句は違うかもしれないですが、嘘は書いていません。
 
北牧裕幸さん
軽部アナみたいなひとが踊り出してインパクトがあった
・北牧さん「普段からアドベンチャーロックというジャンルを極めようとしている?」→隊長「はい、アドベンチャーロックしかやっていません」
・「歌詞のテーマはどんな感じ?」→「キャンプ楽しいか、アウトドア最高か、カレー作ろうとか。それでアルバム5枚出しています」→「すばらしい」(会場、ざわめき、笑い、拍手)
・「米フェスならではのバンドだが、逆にいうと出来レースと思われかねないか・・・」→「皆さん本当に初めましてです。よろしくお願いします。」
 
・「超かっこよかったです」→「えー、ツイッターでつぶやいていいっすか」
・「会場が一体になっていて」→「それができたのはうれしい」
・「パフォーマンスが完成されていて」→「普段ライブのことしか考えてないので」
・「ボーカルさんは普段は静かな方?」→「 スイッチがあるタイプです」
・「楽しかったです」
 
・「いい声ですねえ」
・「横山だいすけおにいさんが『あ・い・う・え・おにぎり』歌っているが、その方向性とは違う、おにぎりを一つ取り上げるにしてもこっち側があるのかと」
・「インストがしっかりしていて」→「そうでないと笑いを取りにくい」
・「パフォーマンスも計算されていて」
・「こういう場でインパクトは大事だが、その点だけではなく、作品そのもの(がいい、という趣旨のこと)」
・「(アドベンチャーロックのアルバムを)6枚7枚とこれからも出し続けてください」
 
隊長はインタビューの途中も「ナイス拍手!」って言ったり、さすがカリスマ。
 

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全組のパフォーマンスが終了したところで、最後に一言ずつ全体の講評をいただきました。ちょっとここもメモが怪しいですが、要約。
・ここもひとつのフェスのよう。ジャンルも色とりどり
・バリエーションに富んでいた 
・オーディションだがライブとして楽しめた
・どの組もステージに立っている姿が想像できた
・2組を選ぶのは難しい
・以前オーディションで落としたバンドが、他の場所から這い上がってくるということがあった。実はこれはよくあるストーリー。落としたら売れる、なんて言われることも。
 ・選ばれなくてもすごく可能性のある人たち
 
予定よりも長い審査時間、だったのでしょうか。司会の方も話をのばしのばし、新潟名物のお話などを。噺家さんだからお話上手で楽しかったですが、落ち着かない時間でしたね。
 
そして、審査員皆さんステージに上がられて、結果発表。
 
呼ばれた2組は、晴とワさんと、166cmさんでした。
 
総評は、審査員長、総合プロデューサーの北牧さんより。要約。
趣旨としては、未来の次世代のアーティストを発掘しようという目的。
実はもっと完成度の高い方達いっぱいいた。どこを基準とするか難しかった。
2組が選ばれた理由、晴とワさんは、楽曲的にはまだまだだが声の良さと本人の志を買った。166cmは音楽のあり方、家族みんなでハッピーになろうという趣旨が合っていた。その意味では、あえて名前を上げる必要はないかもしれないが、「私の思い出」も非常に素晴らしいバンドだった、ぜひもっといろんな大きい舞台で活躍してほしい。
それぞれの個性を大事に、それぞれの舞台で活躍できるバンドばかりだった。
ありがとうございました。

 

最後にみんなで、「待ってろ米フェス〜!!」と拳を上げてオーディション終了でした。
 
どの組も皆その人らしさがあって音楽への愛も伝わってきて、わたしもひとつのライブとしてこの時間をとても楽しむことができました。行ってよかったです。
晴とワさんは、手嶌葵さんとか優河さんみたいに澄んだ深みのある歌声で、夢にひたむきな姿にわたしも刺激を受けました。166cmは、見た目も歌もキュート。ジュディマリとかチャットとかを思い浮かべたし、わたしと同い年で、あの審査員方相手に等身大で話せる肝の座った感じはやっぱりすごいです。
 
 
でも、1番だ!!と思った人たちの名前は呼ばれませんでした。
ただ、審査員の方々が言ってくださったこと、審査員長さんが総評で名前を上げてくださったこと、これはとても重みがありました。
  
オーディションには、絶対の正解や答えがあるわけではなく、結果は1つの選択。そこには、ただ、それぞれの思いがあるだけなんだと思います。
 
 
無駄なことはひとつもない、なんて言ったらきれいごとかもしれませんが、今回のオーディションも絶対に意味のあるアドベンチャーでした。あんなに会場の空気を変えたバンドです、多くのプロを育ててこられた方々の印象にも残ったバンドです。
 
これが、ただの思い出にとどまることは絶対にない。
 
アドベンチャーな道をもっともっと行け!!ということなんだと思います。
 
 
わたしは、ずっと冷静でいるつもりなのですが(これでも。笑)、正直贔屓目なしで良さを語る事はもうできないでしょう。
でも、あえて言う。贔屓目なしに、私の思い出のアドベンチャーロックは、やっぱりかっこいい。もっと知られてほしい音楽なんです。 
 
・・・と、これだけ熱く真面目なことを書いてきたので、このMVを貼る。なんだこの歌は!
 
キャンプでは、「え、こんなところから登場してくるの?!」と思うくらいアドベンチャーな彼ら。きっと、誰もが予想できなかった登場の仕方で、世界に羽ばたいていくんだと思います。
 

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毎日がアドベンチャー。毎日はワンダフル。
 
読んでくださり、ありがとうございました。
 
 
  

アドベンチャー旋風巻き起こす私の思い出

 

三条会ミュージックフェスタに行ってきました。商店街のテーマソングを歌う私の思い出のキャンプです。

公式HPより

ステージは三条会商店街の中ほどにある三条大宮公園。雨天決行とのことで、カッパをキメて開演を待つと、どんどんアドベンチャーなシチュエーションになっていきました。(その方が断然燃えますね。)

 

「共存共栄で、周りの人に気を使いながら・・・」とリハの時に言葉をかける我らが隊長。リハは、メンバー全員近畿地方の人ですということで「近畿地方」。あと「コーフェスマラコーム」。ほどなくして公園にはたくさんの客のみなさんが集まっていました。

いつものSEが流れ始め、キャンプスタートです。場の特性を最大限に活かして、ステージと客のスペースの境目をなくす冒険的登場。「アドベンチャーなルックなロックバンド、三条会商店街のテーマを歌っている私の思い出です!」と自己紹介しつつ、1曲目は「キャンプ行こう」 。この日の「たましい震えるアドベンチャー」を予言したはじまりでした。かけ足しながら手拍子をして、雨が降っても関係ないなと客に知らしめたところで、2曲目「虫とり」。公園に虫とり網が非常にはえます。雨の中飛び回る上田虫。

3曲目は「えび天」。好きな天ぷらどれどれコーナーでは、会場にいた素敵な幼き人に好きな天ぷらを選んでもらい、会場はハートフルな空気に包まれました。天ぷらには天敵の高湿度でしたが、そんなことは感じさせない貴族料理長のドラムソロは、今日も天ぷらをからりと仕上げていました。

その頃には雨は強くなり、足元はぬかるみ始め、隊長のタオルは絞れるほどにびしょ濡れに。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、忙しすぎる私の思い出に翻弄されつつ、客もメンバーも頑張ります。印象的だったのは、ちっさなアクシデントも笑いとチャンスに変える隊長。プロ根性の塊(あるいは笑いへの執着←)。水も滴るいい男といいますが濡れに濡れ、草と戯れ駆け回り、アドベンチャーがすぎるのでした。

そうこうしている間に、「三条会商店街がつりばしに見えてきた!」との隊長のキケンな発言から、私の思い出の中で最もキケンな曲「つりばし」 。当日お誕生日だったバタやんさんの歌声から!おめでとうございます!!そして、貴族さん、ジーザスさん、隊長(もちろんぬかるみの中で)とそれぞれの渡り方で渡っていき、上田リーダーの渾身のボケもかましつつみんなで元気に渡り切りました。なんちゅう平和。

渡り切ったらキャンプも佳境に入ります。最後はお待ちかね、「三条会商店街のテーマ」。歌って踊って、ぬかるみを踏みしめて、ここでこの歌を演奏する意味をかみしめて。ただただ、ハッピーな時間が流れるのでした。

 

間のMCでは、三条会商店街のテーマを歌って、京都新聞に取材を受けたり、Yahooニュースに載ったり、NHK京都に出演したり。おかげで道がひらけた!というお話をされていました。ナイス大抜擢!大感謝!!

そしてこの日、「三条会商店街のテーマ」が全世界に向けて配信開始されました。ちぇけら。

三条会商店街のテーマ - Single

三条会商店街のテーマ - Single

  • 私の思い出
  • J-Pop
  • ¥250

 

本編の後アンコールが自然に巻き起こり、アドベンチャー伝説第二章の始まりを感じさせる1曲目「Let's go to THE CAMP」。

アンコールといっても、普段のキャンプのボリュームで「釣り」「party time」「おにぎりユニバース」と続きました。そしてシメには三条会商店街のみなさんと「三条会商店街のテーマ」をもう一度。

 

youtu.be 

アドベンチャーのステージは、用意された場所だけではありません。そして、アドベンチャーの主役は、ステージの上の人たちだけでもないと思います。

公園、商店街中、日本中、世界中。そして、隣の人、三条会の人、客そして未来の客もみんな一緒に巻き込んで、アドベンチャーは続いて行くんだなと、キャンプを体験していて感じました。

 

 三条会商店街の皆さん、素敵なフェス運営お疲れさまでした!私の思い出のメンバー、キャンプさん、その場に居合わせた運と勘のいい人たち、みなさんありがとうございました!

 

私の思い出 次のキャンプは、新潟は長岡で行われる「米百俵フェス」のオープニングアクトをかけた最終オーディション。そしてフェス出演!?です。これがまたすごいメンツなので、お近くの方、または物理的には遠いけど近くに感じて仕方がないという方、ぜひ目撃してみることをおすすめします!

きっとここでも伝説を刻み、新しいステージへと進んで行くことでしょう!

 

それでは、また元気にキャンプに参ります。皆さん風邪など召されませんよう、台風にもお気をつけて!

最後に、台風もビビって逃げ出しそうな写真をどうぞ。

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アドベンチャー!!

 

–セットリスト–

近畿地方/コーフェ スマラコーム)//キャンプ行こう/虫とり/えび天/つりばし/三条会商店街のテーマ//Let's go to THE CAMP /釣り/party time/おにぎりユニバース/三条会商店街のテーマ(商店街のみなさんと)

京都大応援大会vol.4!

9/9京都拾得にて、京都大応援大会vol.4に行ってまいりました!

出演は、私の思い出とズクナシです。

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遅刻で会場に行ったのですが、会場に入った途端、一気にソウルモードにしてくれたズクナシの皆さん。

歌の力と、その芯の強さに圧倒されました。かっこよくて、優しくて!!!生命力のある音楽。そんな感じがしました。

『出会いをつながりにかえていこう』がモットーだそうですが、人とつながるのはもちろん、明日へもつながって行きそうな歌を体感できて、幸せな時間でした。

 

そんなズクナシの感動的なステージを、一体どうしてくれるのか期待が高まる私の思い出の登場です。

会場をぐるりとアドベンチャーしてステージへ。隊長の一言目は「無事拾得にたどり着いたぜー!!」

みんなでズクナシの感動を分かち合いつつ、会場はいつの間にかキャンプムードになっていきます。1曲目は、「Let's go to THE CAMP」。己のキャンプファイヤーに火を灯していく客。隊長のしゃもじは、薪をくべるかのごとく煽ってきて、さらにボルテージが上がります。

そのままの勢いで2曲目は「釣り」。こちらは、ヘドバン必至のロックナンバー、海の演歌エッセンス入り。キャンプで間違いない曲です。

ちょっとここで脱線しますが、昨日初めておかしなことに気づいてしまいましてお付き合いください。(おかしなことしか起こってないけど。)

こんな清々しい笑顔で釣り上げられる魚見たことあります?!

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釣られてるのにですよ。今から食べられるかもしれへんのに。あなたに釣られてよかった、の顔してますよね。

やっぱり、彼らが釣ってるものは、魚じゃないんですよねー。。。と、妄想はこのくらいにして次の曲。(あ、もし、釣られてしまった魚のリアル度を重視して、上田さんがすごいしょげてる顔してたら、悲しくなりそうですね←)

 

3曲目「虫とり」おもむろに網を取り出し振り回すキャンプさん。もう慣れっこですが、シュールです。ナイス客。この曲では、隊長のメインボーカル以外にも、全員コーラス歌ってるところが好きです。私の思い出版、童謡「虫のこえ」と思ってます。(無理がある?) キャンプでは、これまた忙しいことになります。

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状況をちゃんと思い出せません。いつ虫になっているのか。隊長なんか回してたけど何だったか。一体私は何を見たのか。インパクトがでかすぎて脳の機能が停止する曲でした。おそろしいですね。

 

怒涛の連続技セットリスト、次は「イモほり」です。ジーザスさんのギターソロコーナーはまたもやパワーアップしていました。ギターと顔を見守る空気のパワーアップとでも言いましょうか。私の思い出は、演奏者でありながら観客の目線にもなる表現者。客も、観客でありながら演奏者、表現者ともなる。キャンプのすごいところは、こういうところにあります。 

 

そして「えび天」。おしゃれ×天ぷら×恋のラテン系ダンスナンバー。しょうもなくて、ウケ狙いの真骨頂、関西人のあかんとこ詰め合わせfor youなんですが、実は名曲です。参加型えび天ショートコントも、作り込まれています。みんなで見たい感じ。

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写真は、えび天好きな人を崇めている(?)様子。目が離せません。小指がえび天を表しているという説も。

 

MCの内容は、ズクナシに「筋が通ってる。」と褒めてもらった私の思い出。筋を通した結果、NHKにでれた!というお話などを。「これが筋かー!!」by中居貴族氏

NHK京都での放映は9/18

・ニューアルバム『ワンダフル毎日』の発売は9/19

・京都大応援大会vol.5はRED EARTHと。10/12 京都磔磔

はい、上記3行がテストに出るところです。

 

次は、ブレない私の思い出の新曲「つりばし」。バタやんさんの「行くっす!」から爽やかに展開される、ドキドキハラハラウキウキソング。コント仕立て。

ずるいところは、隊長ですね。あれは何なんですか、来るってわかってるのに。何回笑わされるのでしょうか。からの、上田さんのファインプレーが炸裂してました。期待を裏切らない男。そして、最後に全員で歌い上げるところで、泣けます。なんでや!!

 

さてキャンプも終盤に入ってきたところで、「炎がボーボー」。なんて平和なのかとびっくりしました。バタやんさんの細かい演技が光ります。笑顔で炎を燃やしまくる会場。炎で何をするのか。歌詞によると、何やらみんなのごはんを調理してるみたいです。Hang on 飯ごう。ふむふむ。

そして、その流れでみんなでおにぎりを握ります。アドベンチャーお兄さん(の仮面を被った・・・何者?!)の登場も、大いに盛り上がりました。本編最後の曲「おにぎりユニバース」。

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さて、隊長の一声で、すぐにアンコールへ。飯ごうでお米を炊くのはすごく難しいというディスコナンバー「お米フリーク」。こちらはズクナシのエミちゃんと。エミちゃんは1stアルバム「アドベンチャー!危機一髪!」にゲストコーラスとして参加してらっしゃいます!

飯ごう準備して、おにぎり握って、また米炊いて。米ばっかりやんと思ったそこのあなた。アドベンチャーの源は、米ですからね。知らんけど。さっき、だいぶん大きいおにぎりを握ったので、食べきったと見ました。なくなったらまた炊けばいい。

パワフルかつ優しく、かっこよく!ほっかほかにお米を炊き上げたところでキャンプ終了です。

さあ、あとは、ほかほかご飯をそれぞれ持って帰るだけ。個人的には、最後に「つづく。」と書きたくなるようなキャンプでした。どんどんつづけー!!

 

以上です。

秋も、私の思い出の活動は目白押しです!各自、キャンプ予約、アルバム予約、その他個人的アドベンチャーに勤しむこと!!

ではでは。また元気にキャンプにまいります。ありがとうございました。

 

-セットリスト-

Let's go to THE CAMP /釣り/虫とり/イモほり/えび天/つりばし/炎がボーボー/おにぎりユニバース//お米フリーク

 

youtu.be

 

Q.アドベンチャーロックってなんですか。

A.魂で感じるもんや。by隊長

 

夏休み。アドベンチャー。

8月16日京都磔磔、私の思い出ワンマンキャンプ。もちろん行ってきました。

完全燃焼。その日は「やったぜ!」しか言葉が出てきませんでした。幸 

 

さて、振り返りやります。

どん。

 ←公式Twitterより

出演/私の思い出。ゲストにフジタユウスケさん。キーボードに安東ジョーンズ博士。物販にモルグモルマルモ深田さん。その他諸々豪華絢爛いろんな人物動物、見えない力。ナイスキャンプさん!

夏休みスペシャルアドベンチャーキャンプ。はじまりはじまり。

 

登山隊長「たぶん間違ってるけど、ここを選んだことに、誇りを持って行こうぜ!!」

裏番組は五山の送り火。なんてとこと勝負してるねん、という話ですが勝負ではありません。京都も頑張るけど、私の思い出も頑張る。五山も燃えるけど、俺らも燃える!!というスタイル。ついていきますぞ。

 

登場だけで大盛り上がり。この時点でカリスマに大成功なんて言わしめてしまう客も客!

一曲目は「Let's go to THE CAMP」。一気にキャンプ、さらに盛り上がります。そして「釣り」、ツタに絡まる「party time」のおきまりのセットリスト。毎回パワーアップ、飽きさせないのが私の思い出。

f:id:k2-tkbs:20180818114050j:plain←釣りの一コマ。ブレるほどの勢い

3曲を終えて、パジャマ姿のリーダーが一言。

「ここまでやったら普通のキャンプと一緒やん!?」

さすがリーダー、一生懸命なあまり核心をついてしまいます。すると、せっかく温まったステージの空気が一転。大寒波がやってきて、リーダー突然の死。どうなるワンマンキャンプ?!

と、序盤にして試練が訪れるわけですが、魔法使いが現れて復活したりしました。(いきなりハードな展開)

 

「生きているって素晴らしい!生きているから、新曲もできる!!!」ということで、ハイタッチ!新曲「コーフェ スマラコーム」です。手拍子あり、自然と隣の人ともノリノリでハイタッチできちゃう曲でした。

隣の客も、うさぎさんも、オオカミさんもみーんな友達になったところで、虫取りに出かけます。「虫とり」では、新種の蝶みたいな人が登場。触覚は光るし動く。(まあ、見てください)虫とり網と、麦わら帽が似合いすぎるカリスマ。

虫をとったら、次は「イモほり」です。掘りまくり掘られまくり、会場が耕されます。送り火に捧げるギターソロあり。ジーザスさんのギターと顔は奉納したいレベルです。

イモをほったら天ぷらをあげます。ああ、なんて忙しいキャンプなのでしょう。「えび天」では、好きな天ぷら選んでくれと、おかあさんといっしょファミリーコンサートばりの質問コーナーがありました。今回は会場にいらしていた富山の寅さんが選ぶことに。

f:id:k2-tkbs:20180818114218j:plain←好きな天ぷらドレドレ

でも帰らされ(ありがとう寅さん)、ドラムで油の温度を調整していた貴族料理長が揚げたのは「かきあげ」。

丸く収めたかと思いきや、でも、でも、でも俺はえび天が好きなんやーーー!!!と、おしゃれに歌い上げる曲でした。(ついてきてください。)

夏らしく、アツく、スカらしく。とにかく体がドキドキする4曲は、なんとノンストップ。最高だぜ。

 

汗を拭く間も無く、アドベンチャースマップの登場で、「星、憧れ」。

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忘れてた、この人たち、全員男前なのでした。だというのに何をしてるんでしょう、この人たちは。多分去年も見ましたが、口あけて見てたんじゃないかと思います。

 次は間髪を入れずに難関が。といっても愉快がすぎました。 

つりばし

一人ずつ渡らなければなりません。音楽でどうやって渡るのかって、歌うんですけど、これを初めて目にする耳にする衝撃たるや。

これは、全員主役かつ役割分担もバッチリな私の思い出にこそなせる技!渡るのは一人ずつですが、心を1つにみんなで渡り切った私の思い出。全員大好きです。

そして、「お弁当ない」という試練も乗り越えました。もはや、悟りの境地に近づいていきます(意味深)

 

ここで、嵐電のアナウンスが。

登さんが運転する嵐電に乗ったフジタユウスケさんの登場です。「ララ嵐電」では、フジタさんとのコラボ。夏休みバージョンでキラキラ度増し。

太陽のようなフジタさんが帰っていかれた後は、会場が真っ暗闇に。

そんな私の思い出にパワーを与えてくれたのが、オタやんでした。強いぜオタやん、ペンライトがもはやライトセーバーに見えてきます。パワーがみなぎってきたところで、次の曲は「パワースポット」。個人の感想で褒め言葉ですが、これは無駄にかっこいいです。五山の送り火も見れました。 さすが京都大応援大会ですね。

さらに燃えようということで、とにかく愉快な「炎がボーボー」。炎をボーボー燃やしていいのはキャンプだけですね!そして、炎の上田さんステージの後、さらに燃える「キャンプファイヤーハリケーンマン」イカしたハードロック。

熱い!燃えすぎ!もう暑い!!思い出しただけでアツいです。

 

落ち着く間もなく、次の展開です。キャンプファイヤーだから?ゲームがしたくなっちゃうバタやん少年。

缶(すいか)蹴りをすることに。ここでも、貴族少年に試練が。いじめっ子ばかりの客、返してもらえないすいか、走って行ったまま帰ってこないメンバー。……泣いちゃう!見守る客。

手を差し伸べたのは天の声。「悲しい時はドラムをたたきなさい」と。

祭りのリズムを刻みはじめるハチマキ姿の貴族さん。すると、メンバーがお神輿とともに現れました!会場一体となってクライマックスへ向かいます。 

 

ここはお祭り。「お祭り」では騒ぐしかありません。楽しい。それ以外、覚えていません。そして、ご神体の登場で、ぼくらのアンセムおにぎりユニバース」。

さらに、アンコールの時間に突入です。客はナイスうちわで盛り上げます!

アドベンチャールックに着替えてきた話のわかる男、フジタさんと「never ending summer vacation」。ああ、夏休みが終わってしまうよ、なんてしんみりさせないまま、上田くんすごい「お米フリーク」で大爆発。フジタさんもすごい。安東先生もすごい。うちわもすごい。客もすごい。

隊長は教えてくれました。「俺たちはみんなすごいんやー!!!」

 

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気づいたら終わっていました。

 

いっぱい遊んで、新しい友達もできて、お祭りも行って。ちょっぴり背伸びをしたり、不思議なことが起こったり。宿題は終わっていないけど、大事な思い出がたくさんできた。ああ、楽しかったなあ。

そんな夏休みを2時間にぎゅっとしたようなキャンプでした。 

 

私の思い出はずるい。歌詞に内容ないのに、かっこよくて。内容ないけど、やさしくて。内容ないといいながら、なんだかとっても大切なことを教えてもらった気がします。アドベンチャーロックって、すてきだ。

 

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祭りの後は切ない。夏休みの終わりはさみしい。

もしかしたら、終わりがあるからこそ輝くものもあるかもしれないですね。終わりたくないものがある、それが愛しくてたまらない。

 

さあ、私の思い出は、とどまる事を知りません。

私の思い出は、終わらない!!! みーんな出会ってしまえ!

  

ありがとう私の思い出!

ありがとうキャンプさん!

 

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−セットリスト−

Let's go to THE CAMP /釣り/party time/コーフェ スマラコーム/虫とり/イモほり/えび天/星、憧れ/つりばし/お弁当ない/ララ嵐電パワースポット/炎がボーボー/キャンプファイヤーハリケーンお祭り/おにぎりユニバース/never ending summer vacation/お米フリーク

 

Wキャンプでアドベンチャー

夏。

NHK京都での公開収録、西院ミュージックフェスというWキャンプに行ってまいりました。

感想です。夏なのでさっぱり行きます、できるかわかりませんが。

 

まずは、公開収録について。

収録は演奏が2曲とインタビューでした。詳細は放送で。

演奏は、いつものように客席も巻き込んでの演奏。彼らが歌えばキャンプ場です。二階から見ていると、お客さんが楽しそうでそれも最高でした。お子さんもお年寄りの方も幅広い年齢層、キャンプさんではなさそうな人も楽しそうで、その光景がとても印象的でした。テレビに映るのは一階席だと思いますが、スタジオ全体からキャンプの楽しさが伝わりそうです!

「無事、NHKにたどり着いたぜ!」の一言で始まったインタビュー。丁寧なアナウンサーさんの質問に、丁寧に答える隊長。程よい小芝居と相槌で、私の思い出らしさを散りばめるメンバー。普段とは少し雰囲気が違って、見ているわたしは少々そわそわと、にやにやとしてしまいました。

ですが、インタビューを聞いていて、改めて私の思い出のすばらしさに感動。そして、見た目、話す内容、振る舞い、まさにテレビ向き!きっと、届くべき人に届くんじゃないかと思いました。届け!!!

放送は9月だそうです!要チェケ。

 

これでおしまいかと思ったら、ミニキャンプがありました!アナウンサーさん「見に来てくださった方々のためだけのライブです!」とのこと。やったぜ。

「Let's go THE CAMP」、スタジオを広く使って「釣り」(上から見るのは面白かったです)、これは収録には使えへんなあと言いながら「party time」。そして「お米フリーク」では、客席のおばあさまも踊ってらして、老若男女が楽しめることが証明された!!と思い、それがとても嬉しかったです。

間のMCでは、NHK、客、そして、メンバーへの言葉を放った隊長のMCにググッと来ました。なんてかっこいいんですか。どこまでも行ってください。とにかくありがとう、出会えてよかったと思いました。

キャンプが終わった後、スタッフさんが「これがほんとの姿だったんですね。」とおっしゃると、カリスマは、「両方です。」と言って去って行かれました。

 

 

 

そして、西院フェス。

登山隊長「 おまえらの選択は間違ってない!!」

(いつも同じといえばそうなのですが、状況はいつも違っていて今日には今日の選択があったわけです。なんせこの暑さに、選択肢に溢れたフェスで、今ここにいるということ。なんならそれは全肯定じゃん!やったー!と、いう気持ちで→)「イエーイ!!!」と答えて、一曲目「Let's go THE CAMP」

会場の春日幼稚園がキャンプ場になったところで「釣り」。“おゆうぎ”を最高レベルに引き上げてロックになったような楽曲。(あ、逆か。ロックを最高レベルに引き上げたことで、おゆうぎになった←混乱)そして「party time」。この日の隊長の絡まりはカーテンで、ここが幼稚園であることが信じられないセクシーパフォーマンス!子ども走り回ってましたね。

肉焼きたくなるヒップホップ「Don’t stop BBQ」では、リーダーのコール&レスポンスで会場が、いや右京区が一つに。「5列目以降、7列目以降もやってくれ!」と一歩ずつアドベンチャーの輪を広げます。某平成の歌姫の名言を引用しつつ、アツいステージが繰り広げられました。

そのあとはおもむろに札束扇子を取り出し、「ロックは金じゃない」と言いつつ投げ銭は折りたたんで入れるように教えてくれるアドベンチャーロックのカリスマ!そして、ニューアルバムから「お祭り」。昭和の歌姫もびっくりのお祭りチューンで大盛り上がり。熱狂の中アドベンチャーお兄さんの登場です。「そんなんじゃ、天国に行けないよ!」とスパルタなお兄さんに会場がざわつきつつも、本日も大きなおにぎりが出来上がりました。熱々の「おにぎりユニバース」で大爆発。アンコールは「お米フリーク」

 

今回はこの辺で。もっといろいろあるんですけど、説明は野暮だと思いました。その目で見て!!

かっこいい!!楽しかった!!ありがとう!!それだけ。

 

「闘った感がある!」「メンバーも客もよく頑張った!!」との隊長の言葉がまとめです。本当にお疲れさまでした!!

 

西院フェスのスタッフさん、楽しい時間を作ってくれた方々、ありがとうございました。

アドベンチャーパワーを胸に、元気に過ごします。