のびのびおんがく

心に残ったライブのことを書きます。

アツアツ西院フェスキャンプ

2019年8月3日(土)、ザ・西院フェスに行ってきました。

西院のライブハウス、飲食店等街一帯で開催されるサーキットフェスです。 

西院駅に到着すると、ボランティアスタッフさんの元気な挨拶が聞こえてきます。パンフを受け取って、それぞれの会場へ。スタッフさん暑い中お疲れ様でした!!

 

さて今回は春日幼稚園での、私の思い出キャンプを振り返ります。非常にアツかった思い出!

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良い子は真似しちゃいけない冒険的登場シーン。大きなしゃもじやおもちゃを持って登場した彼らに、集まった客は思わず笑顔になります。

「無事春日幼稚園にたどり着いたぜー!」

去年はめちゃくちゃ暑かったけど今年はまだ過ごしやすい、セットを壊したなあ、なんて振り返りながら、今年も「春日幼稚園をキャンプ場に変えるぜー!!」と一曲目「Let's go THE CAMP」。

間髪入れずに「釣り」キャンプ場に変えた会場を、海に変えた私の思い出。荒れ狂う波のごとく大盛り上がりの会場に飛び込む安東魚。釣竿さばきで、見事釣り上げフィニッシュとなりました。

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西院フェスは入場無料のチップ制。ところが、隊長は「チップはいりません!!」と。「チップって小銭のことやろ?」と持論を展開。結論は「気持ちは折りたたんで入れろ!!」とのこと。私の思い出はとてもわかりやすいことで有名なので、その後ろでメンバー達は、折り方までレクチャーしてくれていました。

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物販の紹介も。「あそこの植物、シダがあるところで」、と指差しながら教えてくれる隊長。「シダ植物は人類の祖先!そっから、猿になって、人間になった。」と進化論を5秒で教えてくれました。つまりみんなサル!!!!!ということで、「みんなおサル」。

スカのリズムに沸き立つ会場はもはや動物園。歌って踊ってコールアンドレスポンス。ギターソロもありました。しかし、緊張して屁っ放り腰のジーザスくん。逃げ出そうとする彼に隊長はお題を与えます。

「みんなー読めますかー!」と会場の猿ともコミュニケーションをとる隊長は、もはやボス猿。

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だんだん音数も増えて、ギターが上手になっていくという細かい演出。人間の進化、神秘の物語を表現したギターソロでした。

 

過ごしやすさが遠い昔となった、熱気ムンムンの会場で演奏されたのは、「Water on the fire」。ハードな曲調に加わるのはのれんを持ち出すパフォーマンス。熱さと無駄な威勢の良さ。彼らの音楽はもう誰にも止められない!!ヤーヤーヤーと心を1つに拳をあげる会場。

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この頃には客はもう汗だく。お風呂上がりのようになったところで、ドラムをバックに最後のMC。「8月16日五山の送り火の日は、磔磔でキャンプ!そして、台湾キャンプもあります!」と告知も忘れない隊長。「台湾は来なくてもいいから、次の曲でみんなで盛り上がりましょう!!!」と去って行きました。

そこで登場するのが、おにぎりお兄さんです。

「みなさま!みなさま!みなさま!」 

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会場の1人残らず丁寧に呼びかけしていく元気のいいお兄さん。呼びかけて、みんなでおにぎりをにぎります。

するとどこからともなく大きなおにぎりが登場。「おにぎりユニバース」!!

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熱さを超えた大盛り上がり、我々が米ならば踊り炊き状態。

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曲が進むにつれて、アツアツご飯になった客は、客のフロアまで冒険した隊長を中心に、笑って踊って拳を上げて大きなおにぎりとなりました。

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「I say 客!You say Yeah!」

インバウンド対応バッチリの隊長と、みんなで声を拳を上げ、今年の西院フェスにも「私の思い出!」を刻み大成功!終わり!

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(セットリスト Let's go THE CAMP/釣り/みんなおサル/Water on the fire/おにぎりユニバース)

 

次のキャンプは8月9日台北、11日台南キャンプ。どうぞお気をつけてアドベンチャー!!

そして、8月16日は待ちに待ったワンマンキャンプ!!

 

もうすでに楽しい。期待しかありません。新しいグッズ販売もあるそうです!

16日は磔磔。みんなで元気に集合しましょう。

読んでくださりありがとうございました!

 

爆発、キャンプファイヤー、ロック

2019年6月17日、京都磔磔へ行って来た。

私の思い出企画、京都大応援大会vol.7。今回はイヌガヨを招いての大会。 

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イヌガヨ

大阪府堺市北区からやって参りました。僕たちがイヌガヨ。どうぞよろしく。」じゃっくさんの一言でステージが始まる。飛び上がって鳴らされた1音目には、強い意思を感じる。1曲目「野獣、暁の荒野に死す」。今日ここに来たことは正解だったなと思った。俺はここにいる、そしてお前もここにいると言われている気がした。それがどういうことか言われなくてもわかる。前も後ろもわからないほどにぼさぼさの髪の毛の間から見えるじゃっくさんの目は、まっすぐでドキッとするほど鋭い。

イヌガヨのステージを見るのは初めてだった。力強いとかパワフルだとかそういう生ぬるい形容よりも、衝撃の音を聞いたという方が近い。

MCでは、京都大応援大会について。登山隊長にどういうことかと尋ねたそう。対バンだと、“VS”と題されることがよくあるけど“戦い”というわけではない。私の思い出のことももういいから、争いではなく、活動している京都を応援して欲しい、ということだそう。「登山くん、選挙でるんかなあ」なんていじられていた。私の思い出のネパールキャンプが決まったことに関しては、「わくわくするよなあ。」「ヒマラヤの頂上で、無事たどり着いたぜーって言って欲しいですね。」。しばらくネパール面白そうだ、という話が続いて、わちゃわちゃと話すのは関西ノリのMCだったかもしれない。でも、曲が始まると、もうおもろい兄ちゃんではない。彼らの熱量に圧倒されてばかりだった。

「ロックンロールが何だか誰にもちっともわかんねえ」なんて歌い始める「ロックンロール」。サビは「ロックンロール、イエー!」という歌詞。なんて直球なんだ。でも、ここにいれば、それがわかってしまうような気がした。フロアとの掛け合い、熱がこもった一体感に驚く。きっと、一人一人の心の中に爆発があって、決して1つになれやしないのに1つになれるかのような一瞬。音楽、最高じゃないかと思った。

youtu.be

 「人生、最後まで楽しもうぜー!」

この一言に説得力のあるバンドはなかなかいない。前夜、じゃっくさんはツイッターで、イヌガヨはヒューマンロックと称されることがあると書いていた。ロックはだいたい人間の音楽だ。当たり前だけれど。でも、どこか角の取れた芯のないロックが町に溢れる中、イヌガヨの音楽のように、泥臭くて飾らない、いわばありのままをまとった音楽は、より人間の生き様がむき出しになる。それが、わざわざロックにヒューマンという語をつけたくなる理由だろうか。彼らは、夢というにはとっても素朴な希望を歌う。ただ生きるということ。当たり前で当たり前でない、その「生」の素晴らしさを叫ぶ。

最後の曲は「生活」。ここにいる仲間達とのアンセムみたいな曲。拳を握りしめる力がどんどんと強くなっていくのがわかる。この瞬間を共有していることが嬉しくなるような、そんなステージだった。

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(セットリスト(じゃっくさんのツイートより)  野獣、暁の荒野に死す/月光のパレード、砂漠にて/ロードムービー2/ライフイズビューティフル/バンド オン ザ ラン/ダンシングインザムーンライト/スローモーション/ロックンロール/生活)

   

私の思い出

隊長「月曜日やんな?よっぽど仕事ができるのか、諦めて来たのか…。月曜日にここ磔磔に辿り着いたこと、間違ってません!!!」

アドベンチャーロックに曜日など関係ない。磔磔の階段から冒険的に登場してきた私の思い出。客だって冒険的である。隊長の言葉を聞いて、また一歩アドベンチャーの道を進み始めたメンバーと客。もう後戻りはしない。1曲目「Let's go THE CAMP」。

 磔磔をキャンプの景色に塗り替えたところで、2曲目「釣り」。先月、「岡山ファーマーズマーケットノースヴィレッジのテーマ」と両A面的シングルとして発売となった楽曲である。

キーボード安東先生のサポートの域を超えたサポートにより、演奏面はもちろん、パフォーマンスも進化している。

 

次は「雪山大宴会」。おかしいと思うが、めちゃくちゃカッコいい演奏だった。どれくらいカッコイイかと言われれば、彼らのバックにヒマラヤ山脈が見えたくらいだ。

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 MCでは、 イエティのことを歌ったら、ネパールでウケて、ネパールキャンプが決まったこと。なんとネパールでは、私の思い出の曲が、日本語の教材として使われているらしいのだ。そして、そのことが月刊ムーに取材されたというミステリーな話。ムーもなかなかアドベンチャーである。

 

当たり前かもしれないが、彼らは音源のコピーのような演奏はしないし、なんなら演奏をしたいのか、ネタをしたいのかわからない。次の曲は「つりばし」。今回は、バタやん氏、中居貴族氏、ジーザス氏とつりばし を1人渡り(歌い)きるごとにどんどん雲行きが怪しくなって来た。隊長が歌い出だすと、メンバーはただの煽てるだけの人になり、安東先生が渡ろうとすると、皆楽器を置き、最後にはバナナが飛び交っていた。彼らはただのアドベンチャー野郎じゃなくて、ただの小学生じゃないのか…。(こんな場面では、安東先生のキーボードはオルガン風の音を奏でていて、小学校の教室感を高めていた。演出に拍手。)
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目の前の状況に頭がついていけず、写真は上手く撮れていない。 

けんかもした。仲直りもした。最後には仲良くフィニッシュ。

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もうなんでもありだ。次の曲「虫とり」では虫も出てきた。虫とりの曲だからって、虫がでてこなくてもいいのに、実直すぎる。 どんなことがあったのかは、写真から察してほしい。

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最後の曲は「おにぎりユニバース」。令和に時代が変わった時、おにぎりを握るお兄さんも代がわり。こうやって握るのです!!と先代にハエたたきで指導。

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キャンプでもCDでも何度も聴いた曲。なのに、おにぎりを持って歌う彼らを見ていたら、お前の好きなように進め、と言っているような気がして急に泣けてきた。なんやねん、メッセージ性あるやんか、と涙目で拳をあげる。解釈はもちろん、フリーダム。

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アンコールは「おはようのきもち」。月曜だか何曜だか知らないが、毎日朝は来る。多くの人は明日も仕事か。 もしかしたら、これは応援歌だったのかもしれない。しかし、おはようのきもちを忘れるな、という歌詞ではなく、小学生みたいにおはよう!いえーい!と言ってる曲。だが、私はそんな曲が大好きで、そんな音楽に希望を見る。

キャンプは 時間をきっかりに守って終了。ステージはおかしいけど、ちゃんとしている。

 

私の思い出はアドベンチャーロックである。

キャンプに行って、釣りをして、つりばしを渡って。虫をいっぱい追いかけてたら、おなかが空いておにぎりを食べる。おにぎりを食べたら、なんだか宇宙の神秘に気づいてしまう。生きるってなんだ。自由を叫びたくなって来た。僕らは自由。夜を超えて、朝がくる。大空の下迎える朝は清々しい。何度でも朝を迎えたい。ああ、生きているって素晴らしい。みたいなロックのこと?私にはわからない。だが、これだけはわかる。キャンプは楽しい。

私の思い出は、どんどんアドベンチャーになってきて、さらにはミステリーにもなってきた。期待しかない。私はこれからもアドベンチャーを共にしていきたい。

(セットリスト Let’s go THE CAMP/釣り/雪山大宴会/つりばし/虫とり/おにぎりユニバース/おはようのきもち)

 

私の思い出の時代

2019年4月20日、MISOJI RIOT に行ってきました。

大阪、堀江周辺の4会場で開催されたライブサーキットイベントです。

私はお昼から会場へ行って、初めてのバンドを見たり、いつか見たバンドを見たり、町を散策したりと楽しみ、最後に私の思い出のキャンプに参加して帰りました。

振り返ります。

 

無事、南堀江knaveにたどり着いた私の思い出。

「いつ来たんですか?」と隊長。「13時ぐらいから来てる設定やとして、こんな終盤に変なバンド出て来て……。みなさん元気ですか?」と突然聞いてきました。

そして、「せーのと言ったら、おはようと挨拶しようぜ!挨拶をして、みんなで元気になろう!!」と。標語かよ!(いいえ、ロックです)

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右手を上げて、みんなで挨拶をしたところで、私の思い出的はじまりのうた「おはようのきもち」。無邪気におはようの素晴らしさを歌いはじめました。ここでバカにしていては偉い目に遭います。これがなんと、相当にかっこいい曲なのです。ラララと歌う陰に静かな哀愁。あほなのに泣ける謎。

なんて浸っている暇はありません。間髪を入れず、みんなが大好きな曲「虫とり」。knaveの壁は、ちょうど虫がいそうなアドベンチャー仕様です。

四十路の隊長を筆頭に、三十路の男たちが虫とりに躍起になって、網を振り回し、虫が好きだと歌い上げるこの曲に、心を動かされない者はいないはずです。輝きを増して行くナンセンス。

会場も一緒になって網を振り回すかのごとく熱狂。客が沸くと、虫が湧くらしい。出ました虫。

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「責任を持って、俺がつかまえる!!」と網を振りかざすも、逃げられてしまう隊長。会場内を飛び回る奇妙な虫に、会場内は騒然。どうなるキャンプ。僕らの運命やいかに。

……と、昭和の特撮名画(三十路の奴らにはわからんかもしれんけどby隊長)のオマージュなのか何なのかを取り入れつつの一大劇が繰り広げられ、いつしか会場の空気は私の思い出ワールドに染まりきっていました。


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MCをはさんで、隊長「いろいろある中で、この今、会場を選んだこと、その選択間違ってません!!」。さあ、何度でもキャンプははじまります。次の曲は「Let's go THE CAMP」。アドベンチャーな会場に相応しい、キャンプ定番曲。はじまりの希望に満ち溢れていました。

まだまだキャンプを楽しみたいところですが、隊長「今日最後の曲です。」客「えーーーー!!」


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「わかるー!!!」

という、ここはアリーナかと錯覚するコール&レスポンスをだいぶやりました。しつこい!そして、アドベンチャーお兄さんがおにぎりの握り方をささっと教えてくれて、「おにぎりユニバース」。実にフリーダムでした。あつすぎてよく覚えてません。

そして、途中でスマホの容量がなくなったので、写真はありません!が、フレームには到底収まり切らない会場の熱気が最高でした。フェスなので初めての客の方も多いかなという印象でしたが、そんなことは関係なしに、アドベンチャーの渦に包まれていました。

(セットリスト おはようのきもち/虫とり/Let's go THE CAMP /おにぎりユニバース)

 

 

平成も終わりますね。ふと冷静になって考えてみました。私の思い出という存在について。笑

私は平成生まれなので、生まれてから成人するまで平成でのあれこれに大きく影響を受けている世代です。そのうちの一人の意見として書きます。

ケータイ、スマホが一般化して、ネット社会、情報化社会と言われるようになったこの時代。いつでもどこでも知らない場所とつながれる夢のような社会である一方、いつでもどこでも見たくもない情報にさらされるという息苦しさが、意識的にも無意識的にも常につきまとう社会とも言えます。さらに、毎日のようにSNSに触れていると、小さな出来事で炎上しているものや、間違った正義を振りかざしている人、撤回されない差別的発言などなど、否応にも社会の不寛容さを目にする機会も多くなりました。

なんなんだ、この社会は。嫌にならないほうがおかしいだろう。

……と、ちょっと社会派ぶってみましたが、私が言いたいのは不満ではありません。

 

私の思い出を見てみましょう。

私の思い出は、いい大人たちが、探検家の格好をして、キャンプ行こうとか、虫が好きとかを歌っています。なんという歌詞の内容のなさ。

ライブをキャンプと言いはり、限られた時間だというのに、おかしなコントをぶっこんできます。このすばらしきフリーダムさ。キャンプでは、メンバー同士やメンバー対客、のお互いをほめあいます。寛容の嵐。

それなのに、おはようの挨拶も礼儀も忘れないし、でもやっぱり頭おかしいし、はちゃめちゃやるし、よくわからないけど、なんだか平和で自由で、とっても憧れる。

そうです。

 

私の思い出は、情報過多で不寛容なこの時代にこそ、必要なロックバンドだということです!!!

 

……はい!むちゃくちゃな着地!

平成が終わります。新しい時代がやってくるらしいです。私としては正直あんまり興味のない話だったのですが、そういえば元号がかわるなんてことは人生で初めての経験です。ちょっとおもしろいかもしれない。

隊長が言ってました。

「平成最後の日は、京都メトロで、間違った新しい時代の迎え方をしようぜー!!」

  

それではまた、令和でも元気にキャンプへ参ります。新しい時代もアドベンチャー駆け抜けましょう!

平成最後の更新でした。読んでくださったみなさんありがとうございました!

 

らんでんフェスタでアドベンチャー

3月23日(土)、嵐電の西院車庫へ「らんでんフェスタ2019」に遊びに行ってきました。

フライヤーはらんでんフェスタHPより

ゆるキャラがたくさんいたり、洗車体験ができたり、嵐電江ノ電の車両に乗れたり、ライブあり、ビンゴあり、その他諸々お楽しみ盛りだくさんのお祭りでした。鉄道ファンらしき方が多いのかなーと思いましたが、お子さま連れの家族や地域の方など、客層は様々でした。

私が足を運ぶきっかけになったのは、そう、フライヤーの髭の人です。昨年は登山隊長のみソロでの出演でしたが、今年は満を持して!私の思い出での出演でした。 

キャンプを振り返ります。

いつものテーマが流れて、メンバーが登場。当たり前にすぐにはステージに上がらず、当たり前のように会場内を冒険しました。サポートの安東先生はおらず4人での出演でした。
f:id:k2-tkbs:20190405220015j:image←メンバーを探せ

期待を裏切らない登場シーン。

隊長「無事らんでんフェスタにたどりついたぜー!!」

1曲目は「キャンプいこう」。幅広い客層の会場では、手拍子、手をあげるところなど、自然なディレクションをいれてくるのがナイスなところ。なんだなんだ?!、と人を惹き付けていくのがわかります。

隊長「嵐電の天神川のあたり、あれは何ですか。俺にはつりばしに見えます!!!」と半ば強引にこじつけて演奏はじめたのは「つりばし」。CDアルバムでは、元リーダースパゲットー上田さんのサックスから曲が始まりますが、もう上田さんはいないしサポートの安東先生もいません。すると、おもむろに歌い出すメンバー「ワーワワーワーワワーワー」イントロを口でやりましたー!!

わかりやすい歌詞と覚えやすいメロディに冒険心を詰め込んだ、おかあさんといっしょでも使えそうな曲です。
f:id:k2-tkbs:20190405220124j:image←マイクなかったので、隊長が。

いつもよりぷらんぷらん揺れていそうなつりばしを、みんなで助け合いながら褒めあいながら渡りきるかのような演奏を聞けたのがうれしかったです。

 

そして真っ昼間から、「イモイモイモイモイモ」と叫びだす隊長。3曲目「イモほり」。ヤバさがあるのですが、よく考えたら平和で、おかしな光景であるだけ。軽快なスカのリズムで踊りだしたくなるテンション。「イモほり」というお子さまにもわかる歌詞。

ジーザスさんはステージを下りて、さらなるアドベンチャーステージに挑みます。(隊長「ほな俺上がるわ。」という小ネタもはさむ。新喜劇かよ。)

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ステージを下りて何をするって、これです。ギターソロ。ギターソロなのかどうかもわからない写真。

見ていたお子さまに、隊長「こんな大人になったあかんでー」と時々近所のおじさん感を出してくるのが、さすが近くに住むアドベンチャーロックバンド。あんなにロックでかっこいいのに、親しみやすさも出せるなんて。

そして「ララ嵐電」。

隊長「インバウンドって言うのを知ったんです。だから、YouTubeで英語の字幕が出ます!!」とのこと。(前も貼ったけど、何度でも見てほしいからリンク貼ります! )

www.youtube.com

山ノ内駅のホームめっちゃほっそー!」の合いの手は、バタやんさんがやりました!ナイス!車庫から響きわたる、ララ嵐電。お客さんも手を振り、歌って、広がるララ嵐電の輪。スペシャルな演奏となりした。

 

ここで「重大発表があります。」と隊長。

「曲順を間違えましたーーー!!!」「イエーイ!!」f:id:k2-tkbs:20190405220241j:image

本当に間違えたそうです。「裏でボコボコにされるわ…」と気にする隊長に、すかさず「かっこいいっす!」とフォローを入れるメンバーたち。(拳に息かけてるジーザスさんが写ってますが)

気を取り直して、「荒野のネッカチーフ」アドベンチャーバージョンで。曲順が変わったからか少々バタバタしましたが、アドベンチャーロックの底力が発揮されるところ!隊長、バタやんさん、貴族さんは楽器を置いて、前に並びます。
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ジーザスさんのギターに合わせて、腕をふり、生声で歌い出しました。

そして、出発進行しました。意表を突かれた。
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 ステージを降りて、ぐるりと会場を一周。歌いながら、飛び跳ねながら。

戸惑う観客、突き進む3人。なんというか、笑うしかいのでずるいと思います。隊長に続く2人は、なんだか助さん格さん的存在にも見えました。最後のサビ前にはステージに戻ってきて、華麗に演奏をし始めるという無駄なかっこよさで、ああやはりミュージシャンだなと思い知らされます。

 

演奏がおわり最後の曲。隊長が去って行ったことで、終わりの雰囲気が出てしまったのか、このタイミングで観客からアンコールが巻き起こりました。コールを受けて、アドベンチャーおにいさんが久しぶりに登場。
f:id:k2-tkbs:20190405220424j:image←「おにぎりをにぎって天国に行きましょう」

 おにぎりを持った隊長がすぐにやってきて「おにぎりユニバース」。

会場を駆け回りながら、遊びまくりました。おかげで大盛り上がり。
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「I say 客,you say yeah.」

f:id:k2-tkbs:20190405220529j:imageキャンプは大盛況にて終わりました。

計算込みのはちゃめちゃも、ハプニング的はちゃめちゃもすべて演出へと持っていくところが、さすがたくさんのキャンプを経験してきたバンドです。サバイバル意識が違いますね!

終始笑顔あふれるキャンプでした。

(セットリスト キャンプいこう/つりばし/イモほり/ララ嵐電/荒野のネッカチーフ/おにぎりユニバース)

 

私の思い出は、お祭りやフェスにもってこいのバンドだと思います。とにかく、盛り上げて、笑わせて。誰でも楽しめるから大丈夫。メッセージ性はないが楽しい。ないからこそ楽しい。

それに、こういった様々な客層の集まるイベントでのキャンプは、おかしさが際立って、わけわからなさが増すのでとても良いです。

彼らは一見はちゃめちゃなので、アドベンチャーを好き勝手やっているように見えますが、実際は場へのリスペクトを忘れていないし、それが人の心を掴むこともつながっていると思います。そして、いつの間にかいつもの客も初めての客も駅員さんも皆、わけわからないくらい一緒に盛り上がって、山も海もつりばしを超えていけるようなパワーが生まれている、それがアドベンチャーロックのすごいところだと思います。

ほんとかどうかは確かめに行きましょう。私の思い出キャンプ情報はこちらから。

それではまた元気にキャンプに参ります。読んでくださりありがとうございました!

 

 

つづく

2019年3月27日(水)、高槻RASPBERRYへ行ってきました。

今月末をもって閉店する“ラズ”に愛を込めて企画されたライブ。その名も、「アイ・ラズ・ユー,ユー・ラズ・ミー」

 

発起人はスムルース。しかしこのバンド、3年前に無期限の活動休止を発表したバンドです。今回は、活動再開!ということではなく、ソロで活動しているスムルースのボーカル「トクダケンジ」のサポートメンバーとして、ギター回陽さん、ベースのテツロウさんが集まりライブをするという日でした。

結局それ、スムルースやん。そう感じて当たり前で、一見まわりくどい話なのですが、私はとてもスムルースらしく真摯でまっすぐな決断だと思いました。詳しくはテツロウさんのブログを読んでください。(10回読んで10回泣きました。)

ameblo.jp

チケットはソールドアウト、ネット予約では即完売でした。開場前から長い入場列ができていて、会場はいっぱいいっぱい。

一番手はグラスニットジャガー。ベースはスムルースのテツロウさん。

一時活動休止していたそうですが、4年前に復活して、年に1度ライブをやっていると話していました。この日のように、さあ集まろう!と音楽ができるなんてすごく素敵です。青春の音は止まないし、音楽は時をかける、そんなパワーを感じるようなステージでした。

二番手Eurekaは、ボーカルの優利香さんを中心に2018年に結成されたバンドで、スムルース回陽さんがギターを担当しています。バンドとしてのラズの出演は初めて。閉店するとはいえ、新しい音楽の発信地として、新しい出会いの場としてここはあるということです。回陽さんは「ラズが閉店するときいて、某バンドが活動していた場所ということで、僕が某バンドの某ボーカルの人に連絡して。」とこの日のいきさつを話してくれました。

 

ずっと高槻から全国へ歌を届け続けているナカノアツシさん。高槻魂のフェスをはじめ徳田さんともいちばん近い距離で活動してきたナカノさんが、三番目を務めてくれるのが心強いなと思いました。私はナカノさんのステージを見るのはずいぶん久しぶりでしたが、「喜びの種」の一節「笑われていたって 涙されるよりはいいや」この底抜けの前向きさに元気をもらったことを、歌いながら思い出しました。

MCでは「徳ちゃんから、連絡もらって。ワンマンやるには荷が重いということで…」と裏話を教えてくれつつ。徳田さんはこの日のためにダイエットに励んでいたそうですが、「さっきぼんじり三本食べてましたー!」と暴露されて、和やかに次の曲。「大キライダー」でも、スムルースのことを歌詞に入れてくれていました。

最後は、「電話ボックス」。なくなっていくものもあれば、形はなくなっても、のこっていくものはあると歌ってくれる優しさ。

www.youtube.com

あたたかい雰囲気に包まれて、最後のバンドにバトンをつないでくれました。

 

突然ですが、私は高校生の時からスムルースのファンです。ライブのことを覚えておきたくて、ブログを書いています。記憶が違うところもあるかもしれませんが、雰囲気だけ。どこかのだれか、私のような人が読んでくれたら……。というか、いつか私がもう一度思い出すために書いている気がします。

 

いよいよ、トクダケンジバンドです。歓声と拍手に包まれてメンバーが出てきました。年をとらない回陽さん、テツロウさんはいつか見たような衣装で。そして、ちょっとだけシュッとした?と噂の徳田さんと。ドラムサポートはEurekaの清家トモキさんでした。

1曲目は「限界を超えて」。トクダケンジソロ活動での作品です。曲はトクダワールドで間違いないけど、スムルースの曲ではなくて、イントロが流れた時にピンとこない自分。そうか、今日のステージはやっぱりスムルースではなくて、あくまでもトクダケンジのステージなのかあと思いました。でも、曲が終わった瞬間。

徳田「こっから後全部スムルース!!」

この一言で、歓声。「待ってました!」の熱気を一気に感じました。聞き馴染みのあるイントロ、2曲目は「非常にイェイね」。私は気付いたら手拍子をしていて、テツロウさんや回陽さんと一緒に「ワン・ツー・スリー」と笑顔でカウントしていて、同時に大泣きしている自分。これや、これ!!わたしはスムルースを聞きたかったんだと、一瞬で悟りました。回陽さんの体をちょっと斜めにギター弾く姿とか、テツロウさんのキラッキラの笑顔とか、徳田さんのよくわからない動きとか、そうそう、これがわたしの大好きな人たち、と音楽と光景に懐かしさと愛おしさを感じます。

徳田「もっとずっしり構えてようと思っててんけど、ライブってすごいな。そうさせてるのはあなたたちです!!」

回陽「思ったより感極まっとるやん!」

徳田「どちらかというと」

回陽「選択肢与えてへんし!」

徳田「…ぇ?!」

この2人の会話の絶妙な噛み合わなさと見守ってる (黙ってる?)テツロウさんという構図もまた懐かしい。

そして、次の曲について、徳田「もう一生やらへんかもしれない曲やります。人生で最後に歌うかもしれへん。」と言い出します。テツ「メジャーに行ってからは、一回やったかやってへんかくらいの…」ラズで演奏していた頃の曲、ということで、何かなあとワクワクしていると、3人が「ハイッ!」とほっぺを叩いて歌い出したのは「大吉日」。ぴょんぴょんと飛び跳ねながら演奏する、身も心も踊る音楽。

 

MCをどこで挟んでいたか忘れてしまいましたが、テツロウさんの衣装についても。

回陽「すごない?気付いた??」

徳田「あっ!」

テツ「ラズベリーホールに出ていた頃の衣装。多分、スライドブルーのアー写で着て以来の…」

徳田「虫食いにもあわんと…笑」

こういうところがテツロウさんの素敵なところです。

4曲目は「冬色ガール」。徳田文学の真骨頂。春は来ると確信しました。5曲目「バラ色ダンス」コードが聞こえてきた瞬間から、うきうきしすぎて泣き出してしまいました。もう、よくわからないけれど幸せだなあと。

 

ラスト「祝福の紙吹雪」では、逆さ書道のパフォーマンスもやってくれました。

「ずっと今日が最高でやってきましたが、今日が最高です。」

大きな書道板に「一歩」と書く徳田さん。「今日は、皆さんの一歩でもあり、スムルースの一歩でもある。」

ズンズンと線を書き足していき、書道板を180度ひっくり返すと、そこには「進め」と書いてありました。

「伝えたいこと。スムルースからのありがとう」

そう言っていたと思います。

徳田さんの歌詞の1つ1つが染みて、タオルを回している光景が嬉しくて、ベースソロ、ギターソロ、ドラムソロ、と続くあの流れには、やっぱりドキドキして。とにかく聴けてよかったです。

 

アンコールは、誰もがもう一度出てきてほしいと願ったアンコールでしょう。出てきた徳田さんは、「ライブってすごいなあ。」「いつかみた顔なんよ!いつかみた壁!いつか聞いた音!!」と徳田さんにスムルースが蘇ってきたかのような発言。それ以上多くは語らず。「もう、曲やる!」と言っていたような気がします。

最後の曲は「スーパーカラフル」。スムルースの優しさと、たくさんの思い出の詰まったこの曲。めいっぱい楽しんで、声を合わせて、踊って、笑って、泣いて、気付いたら終わっていました。

 

拍手が止まらず、ダブルアンコールになる会場。私は少しの迷いもありつつ、拍手をやめられない自分との小さな葛藤がありました。SEも流れているし、呼んじゃダメなんじゃないかなと…。

すると、出てきてくれました。

テツロウさんが、今日に至るまでの話を。

「今日は、閉店の報を受けて、恩返しできたらなあという思いもあって出させてもらうことにしたのだけど、店長さんはずっと休みなく働いていて、さすがにこの日だけは休もうと思って空いていた日が3月27日で、結果そこに入れてもらいました。恩返しどころか…」

演奏の準備はしないメンバー。そこで徳田さんが口を開きます。

徳田「ここでお腹いっぱいにしたくないんよ」

そして、回陽さんも「ちゃうねん、練習してないねん。それに、今日はトモキくんで。今日のために7曲体に叩き込んできてくれた。」と。

「だから、拍手を浴びるためだけに出てきました」と正直に言いながら出てきてくれた彼ら。場所に、人に真摯に向き合ってくれる彼らに、私はとても安心しました。そういう人たちだよね、と。徳田「これからも、お見守りください。」そう言っていました。

あたたかく力強い拍手に包まれた会場。テツロウさんは「また会いましょう!」と笑顔で言ってステージを去って行かれました。

 

私がスムルースと出会ったのは2010年のことです。なので、彼らがラズで活躍していた頃のことはよく知りません。でも、ラズがあったからこそ、今の彼らがあります。そして、今の私がいます。

ライブハウスは、人と人をつなぐ場所。夢がたくさんつまっています、なんていうとクサイかもしれませんが、私はその夢を見ている1人でもあって、ライブハウスという空間がとても大好きです。ライブハウスに来て、こんな日があるから生きていきるんだって思える人もいます。夢と夢をつなぐ場所。誰かの明日につながる場所。

そんな場所があったおかげで今がある。

今までラズの歴史をつないできた歴代の店長さん、スタッフさん、バンドマン、お客さん。全ての方々に敬意を表したいと思います。

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帰りがけ、徳田さんを発見して声をかけようとすると、「あっ!」とわかってくださいました。声をかけたはいいものの、なんと言おうか、とにかく今日のことはお礼が言いたい、それ以上のことはもう、、喋りながら自分の邪念が顔に出てしまったのか、それを察してくれたのか徳田さんは、

「つづく。ということで!」

いつもの感じで、そう言ってくれました。

 

スムルースはいつもそうでした。つづくのです。デビューの時も、活動休止の時も、つづく の言葉はありました。「桃の国から」でも「やさしくつづくみらい」でも、どんなときも、過去も今もそのつづきも、希望で満たしてくれていました。


これまでもこれからも、みんな幸あれ!とはいえ、願ってもそれは簡単なことではない、なかなかやりたいようにならない、幸せは はかない。だからこそ、スムルースの音楽は「全肯定」、ともに進んできた仲間を讃えあって、孤独も希望も一緒くたに音に乗せて、鼻歌まじりにやっていこう、ともあれ進んで行こうよと歌っていたのだと思います。私が彼らから受けた最大のメッセージは「ともにいこう」です。そのメッセージをずっと私は自身の力にも変えてきました。

 

「一歩」を踏み出す勇気。それを教えてくれたのもスムルースでした。進むのも、立ち止まるのも、あなたの決めた道ならばそれは「一歩」だということ。

そして、私はこの日気付きました。「つづく」のは、私たちが一歩ずつの歩みを止めていないからだということを。

 

この日、逆さ書道で「一歩」が「進め」になった瞬間を私は忘れません。

 

ありがとうスムルース。大好きです。

また会いましょう。

 

2019年3月 大吉日

ララ嵐電アドベンチャーにおこしやす!

2019年3月17日、私の思い出×フジタユウスケ2マン企画~番外編~「ララ嵐電アドベンチャーにおこしやす! Vol.2」へ行ってきました。

嵐電とは京都の四条大宮から嵐山までを結ぶ路面電車嵐電の正式名称は京福電気鉄道といいますが、私はこの曲を聞いて知りました。

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ララ嵐電アドベンチャーとは、なんと嵐電の電車の中がステージとなり、貸切で運行しながらライブを行うというイベントです!

 

集合は四条大宮駅。受付をし、早速電車に乗り込みます。

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こんな御席の用意もあり、少し客がざわつきました。

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客も御母様も無事に乗り込み13時を回ったところで、フジタユウスケさんのステージがはじまりました。軽やかに1曲目「カントリー・シジョウ」で電車が動き始めます。フジタさんはカーブと揺れに気を使いながらも爽やかに歌い上げ、2曲目「べっぴんさんがゆく」へと続きました。小気味良いカントリー調の音楽と電車の揺れに身を任せつつ、電車内は手拍子で盛り上がっていきます。そして3曲目は「故郷」。京都づくしのセットリストは、京都で生まれ育ったフジタさんならではのおもてなしです。

往路も後半となり、次の曲は「マイウェイのハイウェイ」。私の思い出の登山隊長がハープで参加されました。車内後部の立ち見席の後ろにスタンバイされていたので、本人の姿はほとんど見えずでしたが、阿吽の呼吸で音のキャッチボールをするような演奏でした。帷子ノ辻駅辺りで停車していたところ、ちょうど2番の出だしの「たまにゃいいだろ ひとやすみ」の部分と重なり、電車も演出を加えていました。

最後の曲は「京はいつも通り」。隊長に加えて、バタやんさんがベース、中居貴族さんがカホンで参加し、京都グルーブが巻き起こりました。大盛り上がりの列車は、駅にいた観光客に見守られながら嵐山駅に到着しました。

演奏が終わると、観客は一旦列車をおりて、転換の時間となりました。この頃にはぐずついていた天気も少しずつ良くなっていました。

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嵐電と私の思い出のコラボレーションは、京都のフリーペーパー『めぐれる』の企画にはじまります。(第4号(2017年新春 / 新春特大号) – めぐれる)(嵐電内ライブイベント「めぐれるLIVE 嵐電アドベンチャー2017」 – めぐれる

めぐれるの企画がきっかけとなり、嵐電のテーマソングを作ることとなったそうです。この辺りのお話は、こちらも京都の情報誌『ゴ・バーン』でのインタビューでも話されていました。(「私の思い出」インタビュー | 特集記事 | 京都の情報誌ゴ・バーン

私の思い出としての関わりはこれらが中心になりますが、登山さんは沿線にお住まいだったということで、ふるさとで繰り出されるアドベンチャーには特別なものを感じます。

 

さてキャンプの話に戻ります。転換の準備が整い、また列車に乗り込みました。

「無事嵐電にたどり着いたぜー!!」と始まったキャンプ の1曲目は「キャンプいこう」。隊長は大きなしゃもじを振り回し電車内は一気にアドベンチャーの空気に染まりました。2曲目の「おはようのきもち」で電車は出発。おはようの気持ちが溢れパワーみなぎる隊長は早速こんな体勢になっていました。

f:id:k2-tkbs:20190322005958j:image嵐電の懐の深さを感じますね。

3曲目は「荒野のネッカチーフ」は御母様がお好きとのこと。揺れる車内でも足踏みをしながらの演奏には、危険な時こそ溢れ出す勇気を感じました。

 

隊長は、車窓に合わせて「あっち行ってこっち行ったら昔の実家!「姉ちゃんがバイトしてたとこ!」とぶっ込んできたり、京都らしい吊り広告を読んだりと、ふるさと紹介も忘れません。

そして、告知。新しい発表もありました。「私の思い出LINEスタンプ発売しまーす!!」

(私ももちろん買いました。ファン同士での活用はもちろん、何より普段使いがオススメです。使えます。いろんな人に送りまくりましょう。)

 

旅も中盤。隊長はおもむろに車両の真ん中にマイクスタンドを立てて、おにぎりを持ちました。

f:id:k2-tkbs:20190322010216j:image見守るメンバー。

次の曲は「おにぎりユニバース」。バンドも客もお母様も垣根を超えておにぎりを握り、踊り、自由を叫びます。

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この頃には太陽も顔を出して、電車内はアツいアツいステージとなりました。 

最後の曲はお待ちかね「ララ嵐電」。フジタユウスケさんもギターで参加です。曲中の「山ノ内駅のホームめっちゃほっそー!」の時に、本当に山ノ内駅に停車していて、計算されつくしたキャンプに脱帽しました。しかし、そこから終点の四条大宮駅まで意外と時間がかかり、ララ嵐電のサビ無限ループとなりました。計算だった説が少々揺らぎましたが、私は、ふるさとよ永遠なれのメッセージだと解釈しました!

ジーザスさんのギターソロも、御母様いじりも、ふるさと紹介もたくさん詰め込まれたララ嵐電。笑いと愛に溢れた空間が町を駆け抜け、無事、終点四条大宮駅までたどり着きました。 

(セットリスト キャンプいこう /おはようのきもち/荒野のネッカチーフ/おにぎりユニバース/ララ嵐電

 

私は電車の中でライブを見るには初めての体験でした。それに、客同士が顔を合わせることはあまりないので、同じ空間に居合わせた人たち皆がこんなにも笑ってる状況というのを初めて目にしたかもしれません。

ハートフルでロックでクレイジーな電車が移動している、京都の町。ふるさとあっての彼ら。ふるさとあっての私たち。楽しくて、おかしくて、なんだか不思議な時間でした。

 

明日3月23日(土)は、らんでんフェスタです!!もちろん私の思い出キャンプもあります。みんなでララ嵐電、歌いましょう。

それでは、また元気にキャンプに参ります。読んでくださりありがとうございました。

 

お内裏さまとアドベンチャー

2019年3月3日、京都磔磔へ行ってきました。

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THE STEPHANIES、私の思い出、KiNGONSの3マンです。

 

1番手はTHE STEPHANIESでした。東京からやってきた3ピースガールズバンド。ですが、そう一言で言えない魅力に溢れているバンドでした。「バンド」として、人間として、とてもキュートでかっこよくて、素敵な人たちなんだろうなあと感じます。

オールディーズのR&Rの雰囲気に、爽やかに歌う3人のコーラスが重なる、気持ちが良い音楽。ボーカルをはじめ、皆エネルギッシュでキュートで、好きなものを好きなものとして、わがままにあるがままに演奏する姿には彼女らのパンク精神も感じました。ルーツにしっかりと根ざしつつ、そこから楽しくジャンプできちゃいそうな軽やかさもあります。

MCでは、当日は雛祭りということで、MITCHY(Dr./Vo.)さん「KiNGONSと私の思い出、素敵なお内裏様に囲まれて。お雛様は、私たちだけ……取り合い??」なんて、話を。(SHIROさん(Vo. /Gt.)「お雛様はお客様です、でいいんじゃない?」ておっしゃってました。笑) ゆるい笑いに包まれながらも、演奏はかっこよくてステージに釘付けになりました。

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3番手は宇都宮よりKiNGONS。ツートーンのカラフルなスーツにパンダメイクの4人。一見身構えてしまうのですが、全然怖くなくて、私はなぜだか彼らにはなんともいえないかわいさを感じてしまいます。見た目か、動きか、MCなのか。ステージでぴょんぴょん飛んだり、動き回ったりして、耳にも目にも心にも訴えかけてくるポップパンクエンターテイメントを展開するバンドです。

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エネルギッシュで勢いがあって、いつの間にか会場が一体になっている様子に、かっこよさと力強さを感じました。でも「SWEET 19 BLUES AGAIN」では、コールアンドレスポンスで歌詞を文字って歌おうとしたらうまくいかないということも。かっこいいのかと思ったら愛嬌もあって、目が離せないバンドです。

誰かの弱さが音になり歌になり、誰に届き、仲間が増える。こうやって新しい世界をつくっていけるような気持ちになるくらい、彼らのエネルギーが会場全体に満ち満ちていました。

 

京都のアドベンチャーロックバンド私の思い出は2番手。例のごとく長いですが私が見たものを書きます。

磔磔は数々のアドベンチャーの軌跡が刻まれた場所です。新たなアドベンチャーに心を躍らせ集まった我々の心を掴む1曲目は「Let's go THE CAMP」。はじめてのひともいつもの客もみんなで拳を振り上げます。

そのままの勢いで2曲目は久々の「釣り」。どんなことがあったって、僕らには行かねばならない場所があります。それは海なのか、川なのか。目指す場所はどこ?一体何を見据えているの?というシーンがこちら。 

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(ほんとは、「写真撮影は自由!SNSへの投稿は申し訳ないですが、必ずしてください!」って言ってます。)

次の曲は「party time」。ドキドキさせるドラムと、気分の上がるギター、めらめらとベースが盛り上げます。「照明を赤くしてください」と自らムードを高める隊長(Vo.)は、メンバーにもガン見される始末。 注目を惹きつけておいて、隊長は「何見てんの?」って言ってました。そして、明日が楽しみすぎて眠れなくなったパジャマ姿のサポートの安東ジョーンズ博士(Key.)は、いつのまにか客席にいて踊りまくっていました。

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おしゃれなパジャマは、バタやん(Ba.)さんのお父様のものだそうです。ああ、もう、要素が多いねん!!(褒めています。)

 

MCでは、解禁になった情報も。

・3月21日(木)、KBSホールにて公開収録!!OnAirキャンプも、OffAirキャンプもあります、とのことです!

・昨年NHK京都放送局でテレビ出演を果たした彼ら。3月22日(金)NHK-FMでも紹介されるそうです!国営放送!詳細はこちら

・毎年恒例の五山の送り火磔磔ワンマンキャンプ、隊長の口から開催宣言いただきました!

 

と、大事な情報を共有いただきまして、ホクホクとしていたところ、隊長は他にも大事なことを忘れていたそうです。何かというと……。

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ピシッと「おはよう」とメンバーに挨拶をされました。そんな朝のアドベンチャーチューンが「おはようのきもち」。歌詞の内容としては力が抜けそうになるのですが、音楽がカッコ良いことに改めて気付いて、状況がよくわからなくなりました。 

そして、よくわからないまま「イモほり」。“イモほり”としか歌いません。なのに、壮大でかっこいい音楽がここにあります。そんなことがあっていいのでしょうか。いえ、それをやってのけるのが私の思い出、アドベンチャーロック。

曲中には、ジーザス(Gt.)さんのギターソロがありました。ギターソロいや、ネタ。いや、ジーザス劇場ともいえる時間が。

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もう、見るしかないですから。一緒に楽しみましょう、なんて甘いことを言っていられません。私たちはもうすでに彼らの術中にハマっているのです……。 

最後の曲は、「おにぎりユニバース」。これだけのステージをやった後に、フリーダムと叫ぶ音楽の説得力を一度体感して欲しいです。


キャンプにはいろんなネタアドベンチャーがありますが、コントを見に行っているのではありません。おかしなことに、現場にあるのは紛れもない音楽であり、アドベンチャーロックです。あの演奏だからこそ、笑えるものがあり、泣けるものがあり、心が動かされる瞬間があるのです。「伝えたいことは何もない!」彼らはそう言うかもしれませんが。

3月は私の思い出キャンプがたくさんあります!4月も5月もいろんな場所で。ライブハウスでのキャンプも最高ですが、レアな場所でのキャンプも最高です。アドベンチャーの本領が試される場でもあり私はとてもワクワクします。

キャンプ情報はこちらから。

(セットリスト Let's go THE CAMP /釣り/party time/おはようのきもち/イモほり/おにぎりユニバース)

 

この日は、どのバンドもどこかの型にはまるようなあり方ではなく、それぞれの軸があり美学がある、そんなスリーマンだと思いました。全力で、今への肯定ができるような力強さとかっこよさ。そんなバンドは強いし、届く人にちゃんと届くと思います。非常にアツい時間を過ごすことができました。

それでは、また元気にライブにキャンプに参ります。読んでくださってありがとうございました。

 

P.S. 顔。

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